- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県双葉町
- 広報紙名 : 広報ふたば 2025年12月 災害版 No.175
■(年金事務所からのお知らせ)国民年金保険料を納めた方へ
▽「社会保険料控除証明書」のご案内
国民年金保険料は、その年に納めた全額が所得税・住民税の社会保険料控除の対象になります。令和7年中(1月1日~12月31日)に納めた保険料であれば、過去の未納分や追納分も含めて控除の対象です。
▽年末調整・確定申告には証明書が必要です。
控除を受けるには、保険料を支払ったことを証明する「社会保険料控除証明書」を年末調整や確定申告の際に提出する必要があります。
この証明書は、日本年金機構から以下のスケジュールで送付されます。

※証明書が届いたら、大切に保管してください。
証明書は、e-Taxで使える電子データとしても受け取れます。郵送よりも早く確認できます。
受け取りには、マイナポータルから「ねんきんネット」にログインし、電子送付希望の登録を行ってください。登録後は書面での郵送は停止されます。
配偶者やお子さんなど、ご家族の国民年金保険料をあなたが支払った場合も、控除の対象になります。
国民年金は、老後の生活を支えるだけでなく、万が一のときにも頼れる大切な制度です。保険料は忘れずに納め、控除の手続きもお忘れなく!
問合せ:平年金事務所
【電話】0246-23-5611
■放射線健康相談だより
双葉町では町民の皆さんの放射線への疑問・お悩みに対応できるように、さまざまな取り組みをしています。今回は、10月に実施した研修会について紹介します。
10月7日、放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの協力のもと、町職員を対象とした研修会を開催しました。長崎大学の高村昇教授を講師に招き、講義「放射線被ばくと健康影響:双葉町の現状を含めて」を行いました。初めに、放射線に関する基礎知識や広島・長崎の原爆、チョルノービリ原発事故、福島第一原発事故による放射線被ばくの健康影響等について学びました。
放射線に関する相談や不安等があれば町の健康福祉課健康づくり係へお気軽にご相談ください。
作成協力:放射線リスクコミュニケーション相談員支援センター
問合せ:健康福祉課 健康づくり係
【電話】0240-33-0131
■インフルエンザの感染を防ごう!
▽どうやって感染するの?
感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」
インフルエンザウイルスの感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つがあります。
・飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出。
別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染。
※主な感染場所…学校や職場などの人が多く集まる場所
・接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く
別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
その手で口や鼻を触って粘膜から感染
※主な感染場所…電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
インフルエンザを予防するためには、こうした飛沫感染、接触感染といった感染経路に注意することが重要です。
▽インフルエンザから身を守るためには?
(1)適切な手洗い
(2)流行前のワクチン接種
※ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる場合があります。
(3)マスクを着用する
(4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
(5)適度な湿度を保つ
▽「インフルエンザかな?」と思ったら
(1)安静にする
(2)水分補給
(3)具合が悪ければ早めに医療機関へ
もし、高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ、早めに医療機関(内科や小児科など)を受診しましょう。
特に、幼児や高齢者、持病のある人、妊娠中の女性は、肺炎や脳症などの合併症が現れるなど、重症化する可能性があります。
