その他 編集後記

「令和の米騒動」と呼ばれる状況が去年から続いています。
6月初旬の時点で、銘柄米は5キロで約4,000円と、昨年と比べてほぼ倍の価格で販売されています。消費者としては、ため息しか出ません。
テレビや新聞では、備蓄米が小売店に並び始めたと報じられています。一刻も早く需給バランスが改善されることを願うばかりです。
こうした中、双葉町では5月末からコメの実証栽培が始まり、SNSを通じて全国から温かい応援の声が寄せられています。
この実証栽培はコメに含まれる放射性物質が国で定める基準値を超えていないか確認するもので、収穫したコメは出荷・販売されません。しかし、高温や台風に負けず、美味しく育ってほしいと思います。
そしていつか、双葉町の安全で美味しいコメが全国に届けられる日が来ることを心から願っています。