くらし まちの話題 SHINCHI TOWN NEWS(2)

■保育所運動会 元気と笑顔で楽しい運動会
10月4日、さわやかな秋晴れの空の下、保育所で運動会が開催されました。音楽に合わせた準備体操からスタートし、かけっこや紅白玉入れ、親子競技、ゆうぎ、リレーなど、多彩なプログラムが繰り広げられました。子どもたちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し、元気いっぱいに競技や演技に取り組みました。保護者の皆さんからは温かい声援と拍手が送られ、会場は笑顔に包まれました。子どもたちのいきいきとした姿が輝き、楽しい一日となりました。

■保育所秋の遠足 秋空の下でわくわく遠足
10月10日に駒ケ嶺保育所、17日に福田保育所、24日に新地保育所で、秋の遠足が行われました。秋空の下、子どもたちは元気いっぱいに散歩へ出かけ、道中では花、虫、鳥、飛行機、車や電車など、さまざまな自然や乗り物を見つけて楽しみました。公園では遊んだりおやつを食べたり、どんぐり拾いをしたりと、秋ならではのひとときを思いきり満喫しました。

■恥ヵ9↙︎まなか(はじかくまなか)個展 MINASOKO
蔵に広がる新たなアートの世界
9月12日から10月20日まで、スタジオサイトウケン蔵ギャラリーで「恥ヵ9↙まなか(はじかくまなか)個展 MINASOKO」が開催されました。
本展は、町出身の画家・齋藤研氏の息子である齋藤舟郎氏の企画により実現したもので、東北芸術工科大学の学生による作品が、蔵を改装した趣あるギャラリー空間に展示されました。
展示の中心となった代表作「MINASOKO」は、かつて学生が町を訪れた際に、新地の海をイメージして描いた作品とのことです。齋藤氏は「今後も若手作家や地域にゆかりのある作家、そして父・齋藤研の作品を紹介していきたい」と話し、地元から文化を発信していく意欲を見せました。

■新地フードフェス2025
秋空の下、食と笑顔でにぎわうフードフェス
10月4日、秋晴れの下、観海堂公園で「新地フードフェス2025」が開催され、多くの来場者でにぎわいました。
当日は、町内の食材を使った「新地限定フード」をはじめ、浜焼きブースや野菜の詰め放題など、さまざまなコーナーが並び、どのブースにも行列ができるほどの盛況ぶりで、新地のおいしさと人のつながりを感じられる、にぎやかで楽しい一日となりました。
また、開会式後には、東北芸術工科大学と東北工業大学の学生がデザインした「ビッグサイン」の除幕式が行われ、除幕の瞬間には大きな拍手が沸き起こりました。このサインは、町の魅力や想いを若い感性で表現した作品で、今後はこれから町を訪れる方々を迎える新たなランドマークとして、多くの人に親しまれることが期待されています。

■新地町ゆかりの画家4人展・横山孝雄原画展
新地町ゆかりの画家たちが描く ―芸術でつなぐふるさとの記憶―
9月20日から10月8日まで、新地町文化交流センターで「新地町ゆかりの画家4人展」が開催されました。町出身の志賀一男氏、坂元郁夫氏、星茂氏、齋藤研氏の4人による新作を含む多彩な作品が展示され、来場者を魅了しました。町での思い出や風景を描いた作品も多く、地元・新地町に心を寄せる時間となりました。
また、赤塚不二夫氏のアシスタントを務めた町出身の漫画家・横山孝雄氏の原画展では、トキワ荘時代のマンガ原稿や絵本の原画など貴重な資料が展示されました。
さらに、展示会とあわせて実施された大学生によるアートの魅力招聘ツアーでは、学生が釣師防災緑地公園をはじめ町内各所を訪問したり、震災語りびとの川上照美氏から当時の話を聞いたりして、学生たちが感じ想い描いた新地町をビックサインのデザインにしました。今回のアート展を通して、町の魅力や文化、芸術に触れられる心に残る企画となりました。

■百歳賀寿贈呈式 渡部チエさんの満100歳をお祝いしました
10月20日、100歳を迎えた渡部チエさん(高田)の賀寿贈呈式が自宅で行われ、町・町議会・県から記念品と祝い金が贈られ、渡部さんの長寿を祝いました。
渡部さんは100歳という節目を迎えられた現在も、すべてご自身の歯でしっかりと食事をとっておられます。
長寿の秘訣は「好き嫌いなく、なんでも食べること」とのことで、日々の食生活を大切にされている様子がうかがえました。

■駒ケ嶺小学校5年生 町内企業(株式会社リード)工場見学
見て、学んで、感じたものづくりの力
9月29日、駒ケ嶺小学校5年生の児童20名が、総合的な学習の時間(キャリア教育)の一環として、新地南工業団地内にある株式会社リードを訪れ、工場見学を行いました。
はじめに、製造しているダイヤモンドワイヤーなどについて説明を受けた児童たちは、続いて実際の製造現場を見学。ものづくりの現場で使われている高度な技術や工夫が、身近な製品にどのように活かされているかを、目で見て学ぶことができました。見学のあとは、ダイヤモンドブレードの厚みを測定する品質検査の体験にも挑戦。紙の半分の薄さのダイヤモンドブレードの精密さに児童たちは驚き、真剣な表情で作業に取り組んでいました。

■新地町消防団秋季演習および防災避難訓練
火災や災害への備えを強化
10月19日、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、福田小学校校庭にて新地町消防団秋季演習が行われました。演習には町消防団員や関係者が参加し、通常点検、小隊訓練、水防訓練、機械器具点検、中継送水訓練が実施されました。日頃から訓練を重ねる団員たちの真剣な姿が見られ、地域の安全を守るための備えが確認されました。
また同日、明地・中里地区では、大雨による土砂災害警戒情報の発表を想定した避難訓練が行われ、住民が福田小学校に避難。避難訓練後には、自主防災組織による避難所設営訓練も行われ、名簿の作成や簡易テント・ベッドの設営などの実践的な活動を通じて、防災意識の向上が図られました。

■令和7年度第28回いきいき大交流会
地域の絆を深め笑顔輝く交流会
10月22日、令和7年度第28回いきいき大交流会が文化交流センターで開催され、60歳以上の男女165名が参加しました。
「ころころころりんこ」「輪投げ」「手玉スロー」といった高齢の方でも楽しめるユニークな3種目を13チームが競い合い、各地区の参加者が交流を深めながら楽しみました。
大会結果は以下のとおりです。
優勝 大戸浜
準優勝 福田東
3位 真弓