- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県水戸市
- 広報紙名 : 広報みと 令和8年2月1日号
■脳卒中の患者数は約189万人
脳卒中には、脳の血管が詰まる「脳梗塞」と脳の血管が破れる「脳出血」、脳の血管の一部分に動脈瘤(りゅう)ができて破裂する「くも膜下出血」があります。高血圧が長く続くことによる動脈硬化の進行が最大の原因です。厚生労働省の「患者調査」(令和5年)によると、脳血管疾患の患者数は188.6万人で、年齢が高くなるにつれて増えています。
脳卒中は突然発症し、その対応が生死を分けるとともに、介護が必要になる割合も高い重大な疾患です。

厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和4年)より
■すぐに受診すべき脳卒中のサイン
~FASTでチェック~
脳卒中の発症のサインに早く気がつくための「FAST」という確認方法があります。「FAST」とは、脳卒中でおこる典型的な3つの症状の頭文字と、「T=Time」を組合わせた言葉です。「FAST」という言葉からもわかるように、脳卒中治療は時間との闘いなのです。症状に気づいたら、すぐに救急車を呼びましょう!
◇Fは顔(Face)
口を「イー」と開いたときに、左右対称にならずゆがんでいる。食事をしているときに、食べ物が口から落ちたりこぼれたりする
◇Aは腕(Arm)
両手を胸の高さまで上げて維持しようとしても、腕が胸の高さまで上げられない、または片腕だけ徐々に落ちてしまう
◇Sは言葉(Speech)
「ろれつが回らない」「言葉がうまく出ない」を確認。自分では分からないことも多いため、周囲の人が気づいてあげることが重要
◇Tは時間(Time)
脳卒中は時間との闘い。顔、腕、言葉におかしな感覚があれば、すぐに救急車を!
問合せ:救急課
【電話】221-0126
■リスク管理で、脳卒中を予防
脳卒中の主な原因は、高血圧、喫煙、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病です。これらの要因が脳の血管に負担をかけると、血流が途切れたり、血管が破れたりして脳卒中を引き起こします。しかし、脳卒中は予防できる病気でもあります。毎日の生活の中で血圧や血糖などをしっかり管理し、リスクを減らすことで、発症の可能性を大きく減らすことができます。
◇脳卒中を予防するには
・年に一度は健診を受け、自身の状態を確認する
・高血圧、糖尿病、不整脈がある場合、病院で治療する
・飲酒を控えめにし、タバコをやめる
・食事の塩分・脂肪分を控えめにする
・体力にあった運動を続け、太りすぎないようにする
問合せ:健康づくり課
【電話】243-7311
