- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県古河市
- 広報紙名 : 広報古河 2025年10月号No.241
◆投手から信頼される捕手に
◇2025世界少年野球大会で優勝 岡村元気さん(15歳・仁連)
8月にアメリカのアラメダで開催された「2025世界少年野球大会」に日本代表として出場した岡村さん。守備の要である捕手として、チームを引っ張り優勝に貢献しました。今後の活躍が期待される岡村さんに、野球の魅力や将来の夢について伺いました。
小学1年生の時に地元チームの古河エンゼルスで野球を始め、その後小山ボーイズに入団し、捕手として日々練習を重ねています。
捕手の魅力は、試合中に唯一球場全体を見渡せる守備位置で、投手への配球指示や野手への声かけをして試合を組み立てられる点だと話します。普段から、どうすれば投手が投げやすくなるかを考え、投手ごとに構え方を変えているそうです。
2025世界少年野球大会では全試合に出場し、チームの優勝に貢献しました。この結果は、岡村さんの献身的な姿勢や厳しい練習の成果に他なりません。外国の選手は体が大きく、パワーに圧倒されたと言いますが、いつものプレーをしていれば勝てると信じ、アウトを重ねていきました。国内の試合で得られない経験を、この年齢で学べたのは貴重だったと大会を振り返ります。優勝に貢献できたことで、日頃から正しい指導をしてもらえているという実感も得られたそうです。
来年はいよいよ高校生。進学先の学校では、捕手に必要な技術をさらに学ぶとともに、自身の強みである強肩も生かし、甲子園で活躍できる選手になりたいと語る岡村さん。球場で活躍する姿を目にする日が待ち遠しいですね。
