- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常陸太田市
- 広報紙名 : 広報ひたちおおた 令和8年2月号
近年、急速な少子高齢化や人口減少が進むとともに地域の支え合いが弱まる等、さまざまな地域課題が生じています。そのような課題を地域で解決しやすくしていくため、本市では地域コミュニティの設立・活動を推進しています。今回はその活動の一部を紹介します。
■新たな地域コミュニティってなに?
従来の町会や公民館、子ども会、老人クラブ等、地域で活動する団体が連携し、より住みやすい地域を目指し、自主的に活動する組織です。現在、市内19地区中9地区が地域コミュニティを設立し、活動しています。
■新たな地域コミュニティとなることで何が変わるの?
町会単位では難しくなってきている活動が継続できたり、地域団体の連携により活動の幅を広げることができたりと、これまで個々では難しかったことを計画・実施することが可能となります。
■太田地区コミュニティ(設立/R5.10.15)会長 菊池保裕
太田地区コミュニティは設立3年目の若い組織ですが、年間をとおして趣向を凝らしたさまざまな事業を展開しています。
10月に実施した「太田地区敬老会」には250人以上が参加し、茨城県警音楽隊による演奏と振込詐欺防止の寸劇で盛り上がりました。また、「小さな旅物語」では大子町の永源寺や歌声喫茶を訪れ、「紅葉が美しく癒された」「歌うことで心が浄化された」等の声がありました。そのほか、草花観察会や料理教室、防災訓練体験会等の活動を行っており、幅広い年代の方に参加いただいています。
■久米の郷住み良い地域をつくる会(設立/H26.6.14)会長 小澤元
久米の郷住み良い地域をつくる会は、社協久米支部、スポーツ協会久米支部、青少年健全育成久米支部と密接に連携し、多様な行事を行うとともに、より良い地域づくりに向けてスタッフ会議や広報誌編集委員会も行っています。
11月に実施した「ふれあい文化祭り」では延べ1,100人の参加がありました。作品展や菊花展のほか、防災やフレイル予防、ふれあいスポーツ等の体験活動、茨城県警音楽隊によるコンサートや9町会交流ストラックアウト大会等を行い、地域の多様な世代が集い、ふれあいをとおして、絆を深める場を目指し活動しています。
■コミュニティ金郷(設立/H30.10.14)会長 堆勝一
コミュニティ金郷は、住民相互の交流と歴史と文化の伝承を目的として日々活動を行っています。昨年度、市提案型コミュニティ活動事業費補助金を活用し、利員城保存会と連携しながら「利員城跡の保存事業」を実施しました。延べ120人が参加し、除草や雑木の伐採等の整備作業を行いました。その結果、今年度から利員城跡が集中曝涼の佐竹氏ゆかりの地巡りコースに追加されました。また、10月に地区の歴史散策を実施し、お地蔵さまや石碑等を巡り、まちかど案内人の解説のもと、郷土の歴史について楽しく深く学ぶことができました。
■山田コミュニティ(設立/R2.6.1)会長 茅根仁始
私たちの地域は、地域の皆さんに支えられながら、より良いコミュニティづくりを進めています。
今年度、健康づくりを目的に実施した「てくてくウォーク・イン・山田和田町編」には約160人が参加し、地域の繋がりがより深まる機会となりました。そのほか、生涯学習講座や自主防災事業、各種スポーツ大会やふるさと祭り等住民参加型の事業運営に努めています。また、日頃から地域の意見を運営に反映し、組織の改善に努めています。今後も5町会と協力し合いながら、より良いコミュニティづくりを継続していきます。
