文化 Face to Face

■笠間市に観光に訪れた外国人とお顔を拝見してお話をしてみました
笠間市に観光に訪れた外国人に登場してもらい、訪れたところ、笠間市の地域の人との交流、ランチやカフェで食べた笠間のおすすめ料理、お土産のこと、将来行ってみたい観光地などを語ってもらいます。

▽ヒースマン ウェイドさん
出身地:ニュージーランド オークランド
現住所又は、宿泊地:水戸市
観光したところ:笠間芸術の森公園、笠間の陶炎祭西念寺

Iは国際交流協会の聞き手
Fは外国人の声です。
では、さっそく始めましょう。

I:今日は、国際交流協会のホームタウンガイドとして笠間市をご案内します。
F:ありがとうございます。午前中は笠間焼めぐりを楽しんだので、午後からは、ほかの観光地にも行ってみたいです。どこかおすすめはありますか。家族で車で来ているので、車で行けるところが希望です。
I:今日いらっしゃっているご家族は何人ですか。
F:ニュージーランドから日本へ観光に来ている私の両親と、一緒に住んでいる妻と4人です。両親は来週、京都観光に行く予定ですが、京都は外国人観光客で混雑していると聞いています。笠間に京都のような歴史あるお寺で静かなところがあれば行ってみたいです。
I:それでは稲田禅房西念寺はいかがでしょうか。
F:そこまでの道路は混んでいませんか。自然の木々を眺められるところですか。
I:はい、市街地を抜ければ、混雑なく走れます。ゆっくり運転しても30分はかかりませんよ。今の季節でしたら本堂の後ろには新緑の美しい里山があり、駐車場から山門までは大木の並木が雄大な参道が続いています。草葺きの屋根の苔が美しい山門も見ごたえがありますよ。ここに写真があります。
F:歴史を感じますね。ぜひ行ってみたいです。
I:親鸞という僧侶が修業をしながら晩年京都に帰るまで、家族と暮らしたところです。詳しい歴史は本堂から宿坊に続く廊下に親鸞研究者の書籍が販売されていますので、ぜひ読んでください。
F:英語に翻訳された研究書もありますか。
I:筑波大学の先生が書いた本もありますので、英語の歴史書も見つかるかもしれません。お寺の方に聞いてください。
F:はい、ありがとうございます。陶炎祭の後の予定が決まってよかったです。
I:それでは笠間での良い一日をお過ごしください。

問合せ:一般社団法人笠間市国際交流協会 木村美枝子(きむらみえこ)
【電話】090-2761-8711