くらし ヤマザクラ通信 vol.42

■倉留隊員 桜川市地域おこし協力隊を卒業
今回は、6月19日をもって桜川市地域おこし協力隊を卒業する倉留亜季(くらとめあき)隊員の退任のご挨拶をお届けいたします。

みなさん、こんにちは。倉留亜季です。桜川市地域おこし協力隊として着任して、あっという間に3年が過ぎ、6月19日をもって無事卒業を迎えます。
桜川市に着任した当初は「なんにもないのにどうして桜川市に来たの?」と言われ続けてきましたが、私にとっては、自然が豊かで人との繋がりが強く、歴史も文化も息づく理想的なまちでした。少し車で走れば海やショッピングセンターまであり、夜は静かで暮らしやすく、埼玉の実家に帰りたくなくなるくらい桜川市が大好きになりました。
私のミッションは加波山市場の運営補助でした。協力隊の先輩やスタッフと協力しながら運営し、発注や店頭での接客、品出しなどを行いました。多くのお客様と関われることはとても楽しいと感じていましたが、協力隊のイメージとは離れた、仕事をこなしていくだけの毎日に疑問を持つこともしばしばありました。
そんな思いを先輩の三村隊員に相談をしたところ、休みのたびに私を連れ出し、多くの方々に繋いでくれたおかげで、加波山市場の生産者の方々だけでなく、地域で活動をされている方々とも関わることができました。
その中でも、地域での活動として「ユメシホウの会」という団体にお誘いいただき、ジャムの加工やパン、お菓子作りをしたり、生産者の方の畑を借りて作物を育てさせてもらったりなど、加波山市場での業務以外でも書ききれないほど、たくさんの方に助けていただきながら、色々な経験をさせていただきました。大変なこともありましたが、それ以上に桜川市の皆さまの思いやりとご協力のおかげで地域おこし協力隊として3年間頑張ってこれました。
退任後は桜川市に定住し、加波山市場の職員として運営に関わりつつ、休みの日はユメシホウの会の一員として加工業や農業のお手伝い、現役協力隊である小林隊員のアウトドア活動のアシスタントとして活動を行います。
今後もたくさんご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。
協力隊として3年間、成長させてくださって本当にありがとうございました。

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