子育て 《おみたまおたより》行き場のないアカハライモリを救え!学校にイモリがやってきた

5月15日、小川南小学校の児童のもとに「アカハライモリ」がやってきました。このイモリは20年ほど前に小美玉市高崎に生息していたイモリの子孫で、石岡市内の私有地内の池を住処として繁殖していました。この池が、道路の新設工事でなくなることになり、池の所有者から「大切に飼ってくれる人にイモリを譲りたい」との相談を受け、数匹を学校で引き取ることになりました。
水槽に入れられたイモリが3年生と5年生の教室に運ばれると、子どもたちは興味津々。イモリの譲り先探しに協力した内山えりかさんから「小美玉市が故郷のイモリです。きれいな水辺を好む生き物で、昔は市内でもよく見かけましたが、今は準絶滅危惧種です。イモリのことを知って、大切に世話をしてあげてください」と話があり、子どもたちからもイモリの生態や世話のやり方について次々と質問が出ました。イモリは今後、羽鳥小学校、堅倉小学校、納場小学校でも引き取られる予定です。