くらし 認知症地域支援推進員のつぶやき No. 89

■安心して暮らせる町へ
先日、認知症の方がいる家のご近所に住んでいる方が、福祉課に相談に来られました。認知症の方から「3日間食事を摂ってない」「お小遣いもない」と言われたそうです。民生委員さんと一緒にご自宅に訪問すると、ご家族は外出中で、本人は部屋の掃除をしていました。
本人の話では、「朝ごはんを食べお昼もおにぎりを用意してもらっている」「お小遣いも言えばもらえる」と、全く真逆の返答でした。困ったことがあったらいつでも連絡をするように本人に話すと、「近所の人に言ったから来てくれたの?」と言っていました。本人を見ていると、どこか「安心」したようにも見えました。
認知症が進むと記憶が途切れ途切れになると聞きます。つじつまを合わせるために、本人が取り繕う場合もあります。もの忘れが進行していく本人自身にも、不安と戸惑いがあることでしょう。認知症予防には、社会的な交流や運動なども大切です。日中、自宅で1人で過ごすことが多いなら、話をしたり何か活動できる場に通うのも良いかもしれません。1人ひとりが認知症の理解を深め、温かく見守っていくことが大切です。いつでもご相談をお待ちしております。

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