くらし 大谷石がつないだ石のまち うつのみや(2)

■大谷の魅力を再発見しよう
◇TOPIC 日本遺産に認定
2018年、本市の歴史文化を代表する大谷石文化のストーリーが日本遺産に認定されました。大谷石と大谷の文化の魅力が世界に発信されるようになりました。

◇大谷資料館
広さ2万平方メートル、深さ30mにも及ぶ迷宮で、大谷石の歴史を伝えることはもちろん、その唯一無二の巨大空間を使って、映画や映像作品の撮影、コンサートなども行われています。

◇元気炉
地下空間にそびえ立つ巨木のような体験型アートインスタレーション「大谷元気炉六号基」は、中に入ることができ、スチームサウナの様な体験ができます(見学のみも可)。

◇大谷グランド・センター
昭和期に入浴や食事を楽しめる場として親しまれてきた建物が、新たに「食とアート」の複合施設として2026年1月に生まれ変わりました。

◇大谷観音
大谷寺の本尊であり、最新の研究では奈良時代後半に彫られたと考えられています。国の重要文化財・特別史跡であり、日本遺産構成文化財の1つです。

◇平和観音
採石場跡地の岩壁に掘られた27mの大きな観音様です。1948年より6年余の歳月をかけて、すべて手彫りで造られました。

◇大谷コネクト
観光周遊拠点として2023年11月に誕生し、敷地内には、観光スポット・イベント情報を提供している「ビジターセンター」の他、国登録有形文化財を移設・復元した「旧大谷公会堂」もあります。

大谷コネクトでは、さまざまなイベントが開催されています。
3月8日(日)大谷鍋まつり。
3月20日(金)スプリングフェスタ。
3月28日(土)映画「石山の唄」上演会。石の里大谷徒歩ツアー。

■大谷の文化的景観を知ろう
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文化的景観とは、そこで暮らしてきた人々の生活やなりわいと、気候や地質などの風土によって作られた景観地のことを指し、その中でも他に例を見ない独特なものとして国が選定したものが重要文化的景観です。2024年10月11日に、大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観が国の重要文化的景観に選定され、28カ所がこの景観の価値を示す重要な構成要素となっています。今回は、その一部を紹介します。

◆自然の力でできた奇妙な形の岩たちが創り出す景観
◇大谷の奇岩群 越路岩(こしじいわ)
大谷地域は、地域固有の自然環境である大谷石の岩盤が隆起する場所で、この越路岩は奇岩群の北の端に位置し、大谷寺背後の御止山(おとめやま)とともに「陸の松島」を代表する奇岩として有名です。また、平成15年に国の名勝に指定されています。

◇天狗の投げ石
大谷公園の入り口で、訪れた人々を出迎えてくれる不思議な形の岩です。
ここから南南東へ900m先にある、戸室山に住む怪力の天狗が投げた石が乗ってできたという伝説があります。

◆採石産業により創られた景観
◇カネホン採石場
現在も大谷石の採掘・加工を行っている採石場であり、採石を目的として成立した近代の産業システムが見られる場所です。採石場でありながら、ジップラインなどを体験することができ、さまざまなアクティビティを通して大谷石の魅力に触れることができます。

◇稲荷山(いなりやま)
明治時代から昭和時代の初めにかけて、宇都宮石材軌道が経営する観光施設遊楽園が造られ、その後大谷石の採石場となりました。現在、採石は行われていませんが、石切跡や加工場跡が残っていることから当時の大谷石産業の様子が垣間見える貴重な場所です。

問合せ:文化都市推進課
【電話】632-2766

問合せ:大谷振興室
【電話】632-2455