- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県宇都宮市
- 広報紙名 : 広報うつのみや 2025年9月号 No.1794
■地域を守る力 消防団員にお話を伺いました
市消防団 副団長 田中 優一(たなか ゆういち)さん
普段、それぞれの本業を持ちながら、災害時や訓練時に活動する消防団。田中さんは、民間企業で働く傍ら、消防団では副団長として活躍し、さまざまな活動に取り組んでいます。
普段の消防団員としての活動や、やりがいなどについてお話を伺いました。
Q 消防団員として最近行った活動は何ですか。
6月に第73回利根川水系連合・総合水防演習が11年振りに本市で開催され、多くの関係者と訓練に参加しました。また、7月には、市長を点検者とし、消防団員の規律保持のため、市内すべての消防団を対象に夏期点検を行いました。
Q 日ごろの活動内容は何ですか。
平時には、いつ起こるか分からない災害に備えるため、消防団の教育訓練や消防車両、装備品の点検を行っています。
また、火災を始めさまざまな災害に対応していますが、近年は、局地的な大雨に対する出動に警戒しています。
Q 消防団に入団したきっかけは何ですか。
同じ地域の人から、父を通じて入団の誘いがありました。活動内容について知り、楽しく活動できそうだと思い入団し、地域とのつながりになる第一歩となりました。
Q 普段の仕事と両立するために取り組んでいることはありますか。
普段の仕事では、業務をためることがないように、スケジュールの調整をしています。とても理解のある会社なので、訓練や出動の際は、消防団の活動に専念することができています。また、家族とも話し合い、いつ出動があってもいいよう理解を得ています。
Q 消防団に興味がある人に向けてメッセージをお願いします。
活動を通じて、さまざまな職業の人や、地域の皆さんと交流することができます。
消防団の活動を見学することもできますので、ぜひ一度見に来ていただき、興味を持つきっかけとなればうれしいです。
◇活動の様子
※詳細は本紙をご覧下さい。
■あなたの力が必要です
消防団員を募集しています
ID:1021326
消防団員は、自分の職業を持ちながら、地域防災活動のリーダーとして活躍するとともに、地域振興の維持増進にも中心的な役割を果たしています。
入団資格:市内在住の18歳以上で、心身ともに健康な人。
身分:非常勤特別職の地方公務員。
待遇:年額報酬、出動報酬、公務災害補償、共済制度、退団報償金、被服の貸与など。
問合せ:消防局総務課
【電話】625-5504
問合せ:危機管理課
【電話】632-2052