くらし 【特集】栃木市消防団員募集中「自分たちの街は、自分たちで守る」

■地域の為・大切な人の為 あなたの力が必要です!
栃木市消防団は、「自分たちの街は、自分たちで守る」という精神に基づき、会社員や自営業者をはじめ大学生など、男女問わず様々な人が参加し地域の安全と安心を守るために日々活動しています。市民の皆様に最も身近で地域に密着した消防機関であり、地域防災において非常に重要な役割を担っています。
しかし、近年は少子化や人口減少、就業形態の変化などの影響により消防団への入団者の減少が続いており、新入団員の確保が課題となっている地域があります。
栃木市消防団では、ともに活動する仲間を随時募集しています。

資格:18歳以上で、栃木市内に居住・在勤、または在学している人であれば入団できます。※大学生・短大生・専門学生・外国人の方も歓迎します。
活動内容:
(男性)消火・水防・避難誘導など災害時の活動や各種訓練等
(女性)火災予防広報や応急手当などの啓発活動[※女性団員は消火活動等は行いません]
※外国人の方については、活動内容に制限がありますのでご了承ください。
身分:非常勤特別職の地方公務員
入団後の主な処遇:
(1)年額報酬や出動に係る費用弁償等が支給されます。また、一定期間以上勤務し退団した際には、退職報償金が支給されます。
(2)活動中に負傷した場合は、補償制度があります。
(3)活動に必要な被服等が貸与されます。
(4)学生の消防団員の場合、在学中に1年以上消防団活動を行った方、または消防団長が特に優れた功績があると認めた方には、その功績を栃木市長が認証し、認証状を交付することで就職活動を支援します。
興味がある方は、消防総務課までお気軽にご相談ください。

※詳細は本紙をご覧下さい。

■現役消防団員へインタビュー
●栃木市消防団 本部分団(藤岡)分団長
田中 潤(たなか じゅん)さん(会社員)
入団して間もない頃、火災現場での消火活動を終えた際、被災者の方から感謝の言葉をいただきました。火災という大変な状況の中にもかかわらず、被災された方から心からの感謝をいただいたことで、『地域に恩返しができている』と実感することができました。
消防団では、『人助け』という共通の目標を持つことで、より強い絆で結ばれた仲間と出会うことができます。ぜひ一度、勇気を出して入団してみてください。

●栃木市消防団 藤岡第2分団 第2部 部長
柿沼 秀男(かきぬま ひでお)さん(農業)
夜中に出動することもあれば、鎮火までに時間がかかり、翌朝まで消火活動が続くこともあります。大変なこともありますが、それでも普段は出会うことのなかった仲間と繋がりができたことが何より嬉しいです。
同級生に誘われて、最初は悩んで入った消防団でしたが、先輩方が親身になってさまざまなことを教えてくださり、しっかりサポートしてくれました。
誰でも最初はわからないこともあり、不安に感じるかもしれません。しかし、入団を悩んでいる方がいたら、アットホームな雰囲気なので、ぜひ一歩踏み出してください。

問合せ:消防総務課
【電話】23-3527