- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2025年11月号(NO.1302)
鹿沼市長
松井正一
粟野運動公園の陸上競技場の北側に鎮座している“バッファロー像”を皆さんは、ご存じでしょうか?これは、旧粟野町が平成5年から交流を始め、平成27年11月に友好都市として調印したアメリカ合衆国グランドフォークス市から寄贈されたものです。
グランドフォークス市と鹿沼市は、学生を毎年交互に派遣し合う交流事業を実施しています。今年は、市内の中学生10名が派遣され、私は派遣団の団長として、現地に行ってまいりました。
グランドフォークス市のボチェンスキー市長と面会し、今後の交流と、永久の友好関係を固く誓い合い、友好の証として、本市を代表する工芸品であるきびがら細工の十二支や鹿沼組子のトレー、木製の器等を贈呈し、大変貴重で有意義な時間を過ごしました。面会の様子は地元新聞社が取材しており、翌日の新聞に掲載されました。
その他、ノースダコタ大学の視察や学長との対談、セントラル高校ホームカミングセレブレーションでの学生との交流等、ここでは話しつくすことができないほどの経験をさせていただき、鹿沼市、そして粟野町が築いてきたグランドフォークス市との絆を実感しました。
本事業の開催にあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。今回の経験を糧に、派遣された中学生達がどのような成長をしてどのように羽ばたくのか、今から楽しみにしています。
(令和7年10月6日 記)
