くらし 田園環境都市おやまビジョン(2)

■30年後の小山市のあるべき姿を見てみよう!
「田園環境都市おやまビジョン」では、第1章「田園環境都市おやまビジョンについて」、第2章「ビジョンの基盤とするもの」、第3章「風土性調査から見えてくる課題」、第4章「地区別ビジョン」、第5章「行政分野別ビジョン」がそれぞれ描かれ、そして最終章となる第6章では、「田園環境都市おやまビジョン」、つまり、30年後の小山市のあるべき姿が描かれています。
第6章では、第1章から第5章までの内容を踏まえ、市の将来の空間像を描く「空間ビジョン」、その上に成り立つ様々な循環を描く「循環ビジョン」、そしてここまでの全てのビジョンが実現した小山市で可能になる人々の生活を描く「生活ビジョン」の3部構成になっています。今回、本紙ではこの「生活ビジョン」(ビジョンp190~p191)をご紹介。30年後、全ての市民のウェルビーイングが実現できている小山市で私たちはどのように暮らすことができるのかという「生活」に視点を向け未来を描いています。

・ビジョン策定の過程を知ることができるウェブマガジン「アサッテ広場」を読みたい方はこちらから

・「田園環境都市おやまビジョン」を読んでみたくなった方はこちらから

※詳しくは本紙をご覧ください

■おやま市民ビジョン会議ビジョン委員の皆さまが「30年後の未来」に託したい想い
・住めば住むほど好きになる みんなが輝くまち
・笑顔がつながる、面白いまち
・豊かな心を育む田園風景を守り築く
・すべての世代が躍動 未来拓く小山市へ
・ひとと繋がり夢が叶う みんなが輝くまち
・住んでいる誇りから、憧れられる街小山に
・未来を担う若者がもっと活躍できる地域社会へ
・あなたの豊かさをあなたらしく楽しめるまちへ
・時代を紡ぎ続け、皆が心地よく暮らせますように
・都市と田園がお互いに支え合い、自然と調和した豊かでやさしい社会へ。
・まちづくりは人づくり
・自然を育み 田園部と都市部が一体化するおやま
・多文化共生を活かして国際色豊かな小山市
・医師がヒマになる小山市になってますように!
・公共交通の充実したウォーカブルなまちへ
・土と共に生きる
・人と生き物が共生していけるまち おやま
・「支え合う力」が未来のまちづくりに!
・子ども達が自慢したくなるまちをみんなで創ろう!
・各地域、地区 格差なく平等に参画できるまちへ
・キラッと光る未来の小山
・自然がいっぱいで楽しいまち
・自然と文化が融合した居心地良い小山!

全ての市民のウェルビーイングが実現できる2054年へ

◇「田園環境都市おやまビジョン」完成に寄せて
この度、3年超の歳月をかけた「田園環境都市おやまビジョン」が完成いたしました。策定にあたってはビジョン委員の方々をはじめ多くの市民の皆さまのご尽力をいただき、感謝申し上げます。
このビジョンは、すべての市民のより良い暮らし(ウェルビーイング)の実現を最上位の目標に掲げ、田園環境と都市環境の調和がとれる誰もが住み続けたいと思うことのできる30年後のあるべき小山市の姿を明らかにしようとしたものです。
これからはこのビジョンが示す方向に向かって市民・事業者の皆さまと行政が手を取り、共創によるまちづくりを進めていきたいと考えています。
これから生まれ来る子どもたちを含め、小山市に関わる全ての人のウェルビーイングが実現できるよう、共に歩んでいきましょう。
小山市長 浅野 正富

今回座長を務めさせていただいた理由の一つに「無関心な市民を減らしたい」という想いがあります。素敵な景色があったとしても、そこに目線を向けなければそもそも存在していないのと同じように、私たちがウェルビーイングな生活を求めるためには、そこにビジョンがあり、我々市民側にも興味や関心が無いといけないはずです。
このビジョンのゴールである30年後、私は78歳になります。30年後の理想を考えたとき、20年後、68歳からのスタートでは達成できないことがあります。ビジョンができた後が本番です。小山市と自分、次の世代の30年後を想像して、皆さまと一緒に行動していきたいと考えています。
最後になりますが、ビジョン策定にあたり調査やアンケートにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ビジョン委員 座長 阿久津 治(あくつおさむ)