子育て 真岡のより良い未来を考える 子ども議会(1)

8月8日(金)、子ども議会が本庁舎の議場で開催され、今年度は市内の中学2年生21人が参加しました。子ども議会は、市議会の体験を通じて市政への興味・関心を深めるとともに、子どもの目から見た市政への夢のある提言を求めることを目的としています。

◆議長紹介
議会を代表する議長は、議場の秩序を保ちながら会議全体をまとめる役割を担います。
今回は次の3人が交代で議長を務め、中立かつ公平な立場で議事を進めました。
・真岡中 山崎 登兎(やまざき たかと)議長
・真岡東中 穐山 真寛(あきやま まひろ)議長
・真岡西中 田﨑 槙(たさき まき)議長

◆議員・質問内容
▽真岡市の歴史のPR方法について、SNSやmonacaなどを活用し、取り組みを周知してはどうでしょうか。
・真岡中 谷田部 風馬(やたべ ふうま)議員

答弁:市では歴史教室等の事業を開催し、情報をSNSを活用して発信していますが、若い参加者が少ないことが課題となっています。また、複合交流拠点施設monacaでは、歴史研究団体の方が作成した資料の展示を行い、好評をいただいています。今後も歴史に関する企画展などを計画し積極的に活用していきたいと考えています。

▽各中学校で実施している国際交流報告会について、市全体で実施し、交流の様子を共有してはいかがでしょうか。
・真岡中 阿部 椿(あべ つばき)議員

答弁:合同で報告会を開催することは、各国の文化の違いを学び、海外への関心の幅をさらに広げる大変良い機会になると思います。報告会の持ち方について、教育委員会と学校とで相談しながら考えていきたいと思っており、真岡市の中学生が、将来世界で活躍するためのきっかけとしていきたいと思います。

▽市の伝統文化について、若者がSNS等で発信したり、真岡木綿で新しい商品やアイテムを作る予定はありますか。
・真岡東中 秋山 創亮(あきやま そうすけ)議員

答弁:市では、文化遺産を次世代に継承するため「真岡ふるさと遺産」の認定や、伝統文化の周知のためプレスリリース配信サービスを活用し、広範囲にわたる情報発信を行っています。真岡木綿は来年、復興から40周年を迎えることから、真岡商工会議所では新商品のアイデアを若い皆さんから募集することを前向きに検討しています。

▽自然に興味を持つことができるよう、老若男女、誰でも参加できる自然体験型のイベントを開催してはどうでしょうか。
・真岡東中 鈴木陽斗(すずきはると)議員

答弁:市としても、だれもが楽しめる自然体験型のイベントは、自然に触れ合い、その大切さを学ぶために、とても重要だと考えています。今後、年齢や性別に関わらず誰でも参加できる自然の中でのスタンプラリー開催を考えていきます。あわせて、多くの人が参加したいと思えるような情報の発信に努めていきます。

▽いがしらリゾート内に写真スポットの設置や市のクイズなどを提示して、市の知名度向上を図ってはいかがでしょうか。
・真岡西中 齋藤(さいとう)ふわり議員

答弁:市では昨年度いがしらリゾートエリアのデジタルマップを整備しました。このマップを活用し、フォトスポットを盛り込めるよう栃木県などに働きかけるとともに、真岡市のPRにつながるクイズについてもいがしらリゾート秋フェス内のイベントの一部として実施できるよう関係者と相談していきたいと思います。

▽歩行者の避暑のために屋根つきのベンチ等を学生が設計し、地元の企業が作成したものを道路内に設置することはできますか。
・真岡西中 日下田一葉(ひげたいちよう)議員

答弁:道路は通行者の安全性を第一に考える必要があるため、道路上に物を設置する場合には道路を管理する県や市の許可を得る必要があります。ベンチ等の設置は条件を満たす場合に限り許可されますので、事前に相談してください。なお、熱中症対策として、クーリングシェルターをご利用いただきたいと思います。

問合せ:生涯学習課青少年係
【電話】82-7152