くらし はなコトバ

日々感じた小さな想いを綴らせて頂きます。

■第43回『2025年』
さくら市誕生は2005年。20年の歳月はこの年さくら市で生まれた子ども達を立派な二十歳の若者達に。生粋のさくら市生まれだ。3月の20周年記念式典では、そんな若者達や小学生の皆さんに、将来を語ってもらう予定だ。若者の皆さんには『坂の上の雲』の一節風で言えば、「前をのみ見つめながら歩き、のぼってゆく坂の上の青い天に、もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂をのぼっていってほしい」と願う。
一方で我々には、この故郷の地がどんな歴史を秘めているのかを、側から分かり易く伝える使命が。
10月には「全国足利氏ゆかりの会」が市で開催される。喜連川の地は1184年、源義経等と共に源平の戦い、一ノ谷合戦で武功を挙げた塩谷五郎惟広が治め、1590年、豊臣秀吉が宇都宮仕置きで本市を来訪した年に、清和源氏の正統=足利氏の血脈を繋ぐために国朝(くにとも)公を抜擢して喜連川を与えて、以来源氏正統の武系の地として数百年を経ることになる。
氏家の地は吾妻鏡に名を残す鎌倉幕府の有力な御家人(武将)氏家氏が治め、その勢力範囲は鬼怒川上流の三依、塩原から(磨崖仏(まがいぶつ)の佐貫を経て)芳賀高根沢地域にまで及んでおり、奥州をはじめ全国各地の氏家氏の始祖である。その拠点となった勝山城は宇都宮の始祖宗円が戦勝祈願を成就させた、契機の地でもあるのだ。
さくら市長 花塚隆志

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