- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県那須烏山市
- 広報紙名 : 広報なすからすやま 2025年6月号
◆120組が成果を披露 あやめ祭りチャリティーショー
5月18日(日)に烏山公民館で、烏山地区民俗文化奉仕協会(五月女雅輝会長)による「あやめ祭りチャリティーショー」が開かれました。
今年で45回目となるこのチャリティーショー。当日は、120組を超える出場者が歌謡や吟、舞踊、フラダンスなどを披露し、会場を埋め尽くした大勢の来場者を楽しませました。
今回のチャリティーで集まった収益金は、市社会福祉協議会に寄附され、福祉活動などに活用されます。
◆野山に茂る野草が集結 山野草展2025
龍門の滝周辺の環境保全に取り組む野上趣味の会(岡崎一良会長)が「山野草展2025」を開き、市民や観光客など多くの人が訪れました。
今年は、5月3日(土・祝)~5日(月・祝)に龍門の滝(滝公園)で開催し、会場には会員らが丹精込めて育てた春の野草や寄せ植えなど150鉢以上が集結。普段見ることができないものなど個性豊かで、素朴な美しさを見せる山野草の数々が、訪れた人々の目を楽しませていました。
※山野草…山や野原に自然に生え育つ草花のこと
◆泉町若衆の力を合わせて 山あげ祭の準備進む
7月25日(金)~27日(日)に開催される「山あげ祭」に向け、山あげ烏章館を会場に、今年の当番町「泉町」の若衆によって祭りの準備が着々と進められています。
昨年10月から準備作業を開始した同町。5月18日(日)の作業には若衆約10人が集まり、大瀧のせり上げの試し組みなどを行いました。また、画家の横山亘さんによって、和紙を貼り終えた山に絵を描き入れる作業も並行して行われています。
祭り本番に向け、木頭の佐藤崇哉さんは、今年の当番町としての意気込みを「若衆一丸となって、祭りを盛り上げられるよう努めたい」と話し、また、筆頭世話人の菊池卓也さんは「暑さ対策を万全に、けが人が出ないよう十分注意しながら祭りをやり遂げたい」と話していました。
同日の作業前には、今年の山あげ祭で3年ぶりに「蛇姫様」の上演が予定されていることから、泉町若衆と山あげ保存会芸能部で、太平寺にある蛇姫様のお墓参りを行いました。
◆100歳おめでとうございます
名畑目スイさん(滝田)が4月20日(日)に、赤羽信子さん(下境)が4月25日(金)に、塩野目アヤさん(南1丁目)が4月30日(水)に、小西八重子さん(滝田)が5月7日(水)に、黒須イネさん(上境)が5月14日(水)に満100歳の誕生日を迎え、市から記念品等が贈られました。
▽名畑目スイさん
名畑目さんは、市内の介護施設で暮らし、日々リハビリに励んでいます。以前は、手先の器用さを活かして手芸をしたり、家庭菜園で夏野菜を育てたりすることが趣味だったそうです。
100歳を迎え「とてもうれしい」と笑顔を見せる名畑目さん。歳をとっても身体を動かすことが長生きの秘訣と教えてくれました。
▽赤羽信子さん
赤羽さんは、市内の自宅でご家族と暮らしています。煮物や天ぷらが好物で、一日3食を自分で料理しています。また、掃除や整理整頓が得意だそうです。
ご家族から見て、朗らかな性格の赤羽さんは「100歳を迎えられたのは、周りの人の支えがあったおかげ。うれしい」と笑顔で話していました。
▽塩野目アヤさん
塩野目さんは、市内の介護施設で暮らしています。食べ物の好き嫌いがなく、強いて言えば甘いものが好物だそう。また、人と話すことや花を見ることが好きで、以前は花を育てることも好きだったそうです。
100歳訪問時、施設の皆さんからお祝いされた塩野目さんは「うれしくて胸がいっぱい」と話していました。
▽小西八重子さん
小西さんは、市内の介護施設で暮らしています。以前は、看護師や農業をしていて、家庭菜園や生け花が趣味だったそうです。
ご家族から見て、負けず嫌いな性格という小西さんの長生きの秘訣は、周りの人に支えられていることを忘れないこと。100歳を迎えた気持ちを「うれしい」と話していました。
▽黒須イネさん
黒須さんは、市内の介護施設で暮らし、新聞や雑誌を読んで過ごしています。以前は、縫製や掃除の仕事をしていて、庭で野菜や花を育てたり、文化刺繍をしたりすることが趣味だったそうです。
「100歳になったことが信じられない」と話す黒須さん。ご家族や施設の皆さんと一緒に100歳をお祝いしたそうです。