くらし 地域の情報

◆地域住民に脈々と受け継がれる 熊田で伝統の舞披露
10月12日(日)、市指定無形民俗文化財の「熊田太々神楽」が熊田西自治会公民館で披露されました。
熊田太々神楽は、明治12年に斎藤継定神宮と熊田素菊神宮が習得した舞を熊田の有志に教えたのが始まりとされており、素朴な中にも優雅さがあり庶民的な舞楽の面白みを備えています。当日は、同保存会員による岩扉正開舞や変拝舞のほか、江川小の児童2人による巫女舞を披露。変拝舞では、ひょうきんな道化の仕草に訪れた観客から歓声があがっていました。

◆烏山保育園で創立100周年記念イベント
10月12日(日)、烏山保育園で創立100周年記念イベントが開催され、在園児や卒業児、地域住民など560人が記念すべき日を祝いました。
当日は、100年の歴史を振り返る展示や子どもから大人まで楽しめるワークショップなど多彩な催しのほか、パンやお菓子などの販売も行われ、会場内はイベントを楽しむ人の笑顔であふれました。那須信純園長は「100年という節目を迎えられて感無量。これからも子どもたちと一日一日を大切に、そして丁寧に過ごしていきたい」と話しました。

◆地域住民が災害に備える 大桶下自治会防災訓練
10月26日(日)に大桶下公民館で、大桶下自主防災会(石川法生会長)による防災訓練が開かれ、地元自治会員ら約30人が参加しました。
当日は雨天のため、屋内での訓練に規模を縮小し、消防署員によるAED心肺蘇生訓練や震災派遣の講話のほか、七合駐在所の警察官による特殊詐欺や、常陸太田市の薬剤師による水害対応の講話が行われ、参加者は地域における住民同士の安否確認や連携の重要性を改めて認識し、防災意識を高めました。

◆みんなで創立65周年を祝う 大和久福祉会祭
10月25日(土)、大和久福祉会で創立65周年を記念する「大和久福祉会祭」が開かれ、施設利用者や地域住民など多くの人が訪れました。
当日は、エレクトーン奏者の倉沢大樹さんや小さなサーカス団たらったらった、演歌歌手の藤井ゆみこさんによるコンサートが特設ステージで行われ、会場を盛り上げました。
また、各種模擬店では、パン職人いっぴのパンややきそば、カレーライスなどが販売され、長い行列ができるほど大勢の人でにぎわいました。

◆生徒が一丸となって芸術の秋を彩る 中学校文化祭
10月4日(土)に烏山中と南那須中でそれぞれ文化祭が開かれ、保護者や地域住民、卒業生などでにぎわいました。
烏山中では、全校合唱や合唱コンクールのほか、弁論発表や広島平和記念式典派遣事業報告、郷土芸能部、吹奏楽部、科学部、合唱部による発表が行われました。また、会場の一角には、美術部の作品や書道、理科研究なども展示され、生徒が制作した作品を見る人であふれていました。
南那須中では、今年のテーマを「天歌夢奏~届けあなたのハーモニー~」とし、英語スピーチ、少年の主張、吹奏楽、3年生によるダンスなどが披露され、観客を沸かせました。また、特に盛り上がりを見せた合唱コンクールでは、各クラスが練習の成果を発揮。体育館いっぱいに美しい歌声を響かせました。
芸術の秋にふさわしく、生徒一人ひとりの個性と感性が光った発表の数々に、会場は大きな感動に包まれました。

◆元気いっぱい!スポーツの秋 認定こども園などで運動会
秋本番を迎え、市内の認定こども園や幼稚園、保育園で運動会が開かれました。保護者や地域住民などが見守る中、園児たちは練習の成果を元気いっぱいに披露していました。
今回は、いくつかの運動会の様子を写真で紹介します。
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆岩渕比佐人さんが全国障害者スポーツ大会に出場
5月25日(日)、9月27日(土)・28日(日)に栃木県総合運動公園などで開催された「第21回栃木県障害者スポーツ大会」で、岩渕比佐人さん(南大和久)がソフトボール投で優勝し、10月25日(土)~27日(月)に滋賀県で開催された「第24回全国障害者スポーツ大会」に出場しました。
全国大会前の取材で岩渕さんは「これまでの自分のベスト記録を更新することを目標にして、楽しみながら大会に臨みたい」と笑顔で意気込みを語りました。

◆本市から2種目2人がねんりんピックに出場
「ねんりんピックとちぎ2025」のマラソンの部で髙野彩子さん(滝)が、剣道の部で菊池義夫さん(小倉)が優秀な成績を収め、10月18日(土)~21日(火)に岐阜県で開催された「ねんりんピック岐阜2025」に出場しました。
大会前の取材で髙野さんは「ケガをしないように楽しんで走りたい」、菊池さんは「日頃感じている肩や腰の痛みも忘れるほど、楽しみながら全力で頑張りたい」とそれぞれ大会への意気込みを語りました。