くらし 市長の部屋

■異なる文化への理解
時の移ろいは早いもので、1975年から始まった下野市とドイツとの交流は、今年で50年の節目を迎えます。去る4月24日から28日までの間、姉妹都市であるディーツヘルツタールからトーマス市長ほか約20名の方々が本市を訪れ、自治医科大学をはじめ市内各地を回り、市民の皆さまとの交流を深められました。この度の訪問団受け入れにご協力いただきました皆さまはもとより、これまで長きにわたりドイツとの交流にご尽力くださった方々に対しましても、心から敬意と感謝申し上げます。
さて、国際交流はなぜ必要なのか。
現代社会を生きる私たちには、国際社会の一員として、異文化に対する相互理解や柔軟な対応力が求められていると私は考えています。
そのためにも本市は引き続き国際交流員と協力し、ドイツのみならず様々な国との交流を推進することで、異なる文化への理解と認識をさらに深めてまいりたいと思います。
とりわけ未来を担う子どもたちには、世界各国の方々との心の触れ合いを通じて、国際社会で活躍あるいは貢献できるような豊かな心を育んでもらえるよう、応援してまいります。