くらし 図書館であなたの人生の一冊に出会おう 読書人

■今月のテーマ
「本屋大賞2025」

全国の書店員が過去一年間読んで、“今いちばん売りたい・薦めたい本”を選ぶ『本屋大賞2025』の大賞と、ノミネート全作品をご紹介します。この機会にぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。
※大賞は4月9日に決定しました。

◇大賞
・カフネ
阿部 暁子 著
講談社
不妊治療の末に離婚、弟の突然死。どん底にいた薫子だが、弟の元恋人との出会いを機に気持ちに変化が…。(石・国・南)

・アルプス席の母
早見 和真 著
小学館
甲子園を目指す息子と大阪に移住した母子。戦っているのは子どもだけじゃない。母視点で描く、新しい高校野球小説。(石・国・南)

・禁忌の子
We were born
山口 未桜 著
東京創元社
救急医のもとに運ばれた遺体は自分と同じ顔だった。同僚の医師と一緒に調べ始めるが…。(石・国・南)

・恋とか愛とかやさしさなら
一穂 ミチ 著
小学館
盗撮で捕まった恋人。あなたは彼を信じますか?許せますか?愛せますか?男女それぞれの視点で描かれた2編。(石・国・南)

・小説
野﨑 まど 著
講談社
5歳で小説の虜になった内海。生涯の友と出会い、小説家がいる屋敷に潜り込むがそこには秘密があった。(石・国・南)

・死んだ山田と教室
金子 玲介 著
講談社
クラスの人気者だった山田の突然の事故死。しかしある日、教室のスピーカーから山田の声が…。(石・国・南)

・spring
恩田 陸 著
筑摩書房
振付家の春は8歳でバレエに出会い、15歳で海外に。バレエという目で観て音を聴く世界を、文章で読ませてくれる作品。(石・国・南)

・生殖記
朝井 リョウ 著
小学館
家電メーカーに勤める尚成の人生や現代社会を、特殊な視点から語る、価値観が揺さぶられる小説。(石・国・南)

・成瀬は信じた道をいく
宮島 未奈 著
新潮社
大学生になった成瀬。周りの人々を巻き込みながら、叶えたいことへ突き進んでいく姿にパワーを貰えます。(石・国・南)

・人魚が逃げた
青山 美智子 著
PHP研究所
銀座の街から始まるストーリー。「人魚」を探している謎の王子と、人生の節目を迎えた5人の男女の連作短編小説。(石・国・南)

◆紹介文の最後に、所蔵している図書館を表示してあります。
「(石)…石橋(国)…国分寺(南)…南河内」
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問合せ:
・石橋図書館【電話】52-1136
・国分寺図書館【電話】44-3399
・南河内図書館【電話】48-2395