講座 東館南集会所

東館南集会所では、さまざまな人権問題等を解決する実践力を養うための学習会を継続的に開催しています。人権や地域の課題について一緒に考えていきませんか。

◆第3回 7月の共同学習会「部落差別の現状と課題」
全ての人の基本的人権の尊重という視点から、部落差別(同和問題)をめぐる今までの歩みと現状の諸問題について学習します。また、これからの人権教育の在り方について考えます。
期日:7月24日(木)午前9時30分~11時30分
場所:東館南集会所 集会室
講師:部落解放同盟栃木県連合会 書記長 戸田眞(とだまこと)さん
定員:30名 ※町内の教職員対象の人権教育研修を兼ねるので若干名募集します。
申込み期間:7月1日(火)~7月14日(月)
申込み先:生涯学習課 生涯学習係
【電話】0285-56-9159

◆7月の集会所開放事業「アロマキャンドル作り」
アロマキャンドルはアロマの香りとキャンドルの炎のゆらぎで心を落ち着かせてくれます。
今回は小さな陶器に入ったものを作ります。お気軽にご参加ください。
期日:7月27日(日)午前10時~正午
場所:東館南集会所
講師:小野﨑洋子(おのざきようこ)さん
材料費:500円
定員:5人(先着順)
申込み期間:7月18日(金)まで
持ち物:タオル、エプロン
申込み先:生涯学習課 生涯学習係
【電話】0285-56-9159

◆令和7年5月26日(月)開催 第1回 共同学習会の内容をお知らせします
講話:「障害者の人権~ノーマライゼイションとは何か~」
講師:マロニエ医療福祉専門学校 通信課程学科長 中津原聖(なかつはらせい)さん

誰にとっても暮らしやすい社会とは、「障がい」という特性を変えることではなく、周りの環境を変えていくことで実現していきます。このノ-マライゼ-ションの考え方は、デンマークで知的障害のある人の親の会の訴えから、バンク=ミケルセンが具現化しました。
一方、相談援助で重要なポイントは、面談者は、相談者をあるがままに受け止め(受容)、特定の価値観で裁かない、本人の意思決定をすることを意識し、決して「見捨てない」こと。また話しやすい雰囲気をつくり、信頼関係を築いていくことが不可欠であるとのお話をいただきました。
生きづらさを抱えている人たちが、安心して相談できる場があり、相談事を受け止めてくれる人や理解者が身近にいることがどれだけ心強いことか。そして見えてきた課題を少しずつ解決していくことが、社会の変革につながっていくとのメッセ-ジになりました。

◇参加者の感想
・自分が当たり前だと思っていることは、障がい者の方にとっては当たり前でないこと、障がい者に努力させ変えさせるのではなく、周囲が少しずつ変わっていく必要があると思いました。
・障がいの有無に関わらず、その人個人の人権を尊重するために、周りが社会が理解できるようにしていくことが大切だと強く感じました。

東館南集会所

問い合わせ先:生涯学習課 生涯学習係
【電話】0285-56-9159