- 発行日 :
- 自治体名 : 群馬県
- 広報紙名 : ぐんま広報 2025年6月 No.433
■子どもを伸び伸び育てたい
加藤 浩子さんとご家族
太田市出身。製薬会社勤務を経て群馬県の教員に。その傍ら子どもへの食育ボランティア活動を行う
◇どうして群馬に?
結婚して子どもを授かったら、生まれ育った群馬に戻ろうと決めていました。東京に住んでいたころは、保育園の園庭や学校の校庭の狭さが気がかりで、子どもは伸び伸びした環境で育てたいと思っていました。
◇東京の暮らしと違うところは?
なにより家賃が安いですね。東京では1Kの間取りで月7万円で、駐車場代は別途数万円かかっていました。今は同じような値段で3LDKに住んでいるのが、大きな違いです。
群馬は子どもが無料で遊べる大きな公園や児童館、子育て支援センターなどが充実しているので、とても助かっています。
それに、どこでも新鮮な野菜が手に入ることも魅力ですね。
◇Episode
スーパーですれ違った人が子どもに優しく話しかけてくれたり、同じ公園で遊んでいた家族と自然と友達になれたりするのは、群馬のいいところだなと思っています
■住んで気付いた群馬の良さ
梅津 雄大さんとご家族
宮城県仙台市出身。転勤が多く日本各地で勤務していた。群馬県に定住するため3年前に転職し移住。現在は、リモートワークをしながら週に1回神奈川県のオフィスに通勤している
◇どうして群馬に?
転勤で2年ほど高崎市に住んでいた経験があり、群馬は暮らしやすい場所だなと感じていました。結婚し子どもが生まれ、定住して子育てがしたいという思いから、群馬を選びました。
◇「ぐんま」の良さは?
「ちょうどいい」という言葉に尽きますね。都会過ぎず、田舎過ぎない。高速道路や新幹線を利用できるので便利です。身近に自然を感じることもできます。
びっくりしたのが、晴れの日がとても多いことです。晴れの日が多いと、それだけで一日を気分良く過ごせます。
◇「群馬県民」の印象は?
「人が温かい」と感じました。引っ越しのあいさつをした時に「よく来たね」と玄関ドアを開けてくれたことに驚きましたし、うれしかったです。
◇Episode
神奈川や東京に住んでいる友人を群馬に呼んだとき「意外と群馬、都会だね」と驚かれました。テレビやインターネットで取り上げられている群馬と実際の様子で大きなギャップがあると思いました
■お試し「ぐんま暮らし」親子でテレワーク移住体験推進事業を始めました!
県では今年度から、子どもが主役の保育園留学と親のテレワークを組み合わせた「親子でテレワーク移住体験」推進事業を始めました。参加家族は、県内に滞在する1〜2週間、その地域ならではの暮らし・子育て環境を体験できます。移住を検討している子育て世帯だけでなく、子どもと一緒に特別な体験をしたい家族が対象です。
家族で「ぐんま暮らし」を体験し、実際に子育て環境や地域の魅力を感じてもらうことで、その地域に愛着をもって関わる人や移住する人を増やしていく取り組みです。
■移住に群馬がオススメな理由を動画で紹介!
県公式YouTubeチャンネル「tsulunos」
ぐんま暮らしポータルサイト「ぐんまな日々。」
※二次元コードは本紙をご覧ください
群馬で生まれ育った人も、縁あって移り住んできた人も、それぞれの思いを胸に、ここ群馬で暮らしています。異なる場所で育った人たちが、群馬で出会い、力を合わせることで、地域に新しい風を吹き込み、未来へとつながる大きな力が生まれます。
上毛かるたの読み札のようにお互いに支え合い、力を合わせながら、地域を盛り上げていきましょう。
問い合わせ先:県庁ぐんま暮らし・外国人活躍推進課
【電話】027-226-2371