健康 健康手帳

◆脳卒中について 病気にならないために
脳卒中=脳血管障害とは、脳血管が詰まったり(脳梗塞)、破れて出血(脳出血、くも膜下出血)したりした結果、脳が損傷する病気のことです。後遺症や生命を落とす可能性もあります。前触れなく突然起こることも多いため卒中といわれます。多くの脳梗塞や脳出血は脳動脈が傷んだ(動脈硬化)結果生じます。動脈硬化は加齢だけでも進行しますが、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)の治療や禁煙でリスクを低下させることができます。一部の脳梗塞は脳動脈が健常でも心房細動という不整脈が原因で起こり、予防には不整脈の治療が必要です。くも膜下出血はその原因のほとんどが脳動脈瘤(りゅう)の破裂です。脳動脈瘤は誰にでもできるわけではありませんが、出血するまで無症状で自覚できないことが多いです。脳動脈瘤の有無はMRI・MRA検査で調べることができます。
前橋市医師会 富澤 真一郎