くらし 周囲の人のためたばこの煙に配慮して

5月31日は世界禁煙デー。また、5月31日からの1週間は禁煙週間です。喫煙は健康への影響が大きく、受動喫煙やニコチン依存性など、個人の嗜好(しこう)にとどまらない健康問題です。

■なくそう望まない受動喫煙
受動喫煙を防止するために、喫煙場所への標識の掲示や多くの施設で屋内禁煙などの対策が進められています。受動喫煙の影響を受けやすいのは、大人に比べて体が小さい赤ちゃんやこどもたち。病気や体質などによりたばこの煙が苦手な人もいます。周りの人の健康のためにも、たばこを吸う人は受動喫煙に配慮してください。

■受動喫煙のリスク
受動喫煙によってリスクが高まる病気には、肺がんや脳卒中などがあります。年間1万5,000人が、受動喫煙を受けなければこれらの疾患で死亡せずに済んだと推計されます。
・乳幼児突然死症候群(4.7倍)
・脳卒中(1.3倍)
・肺がん(1.3倍)
・虚血性心疾患(1.2倍)
出典：厚生労働省ホームページ「なくそう!望まない受動喫煙」

問合せ：健康増進課
【電話】027-220-5784

◆ルールを守って喫煙を
条例により、市内全域で路上喫煙は禁止されています。なお、路上喫煙防止重点区域内で路上喫煙をした場合は、2万円の過料が科されることがあります。
路上喫煙防止重点区域：銀座通り・千代田通り

問合せ：ごみ政策課
【電話】027-898-6272

◆禁煙したい人をサポートします
禁煙チャレンジ塾では、自分や周囲の人のため禁煙を考えている人を保健師が3カ月間サポート。尿検査でニコチン代謝物の測定もできます。
日時：5月21日(水)・22日(木)・6月16日(月)・17日(火)のうち1時間程度
場所：保健センター
対象：市内在住・在勤で1カ月以内に禁煙したいと考えている人
申込み：各開催日の1週間前までに健康増進課へ

問合せ：健康増進課
【電話】027-220-5784