文化 前橋空襲と復興資料館開館記念ー前橋歌舞伎舞踊公演ー

今年は前橋空襲から80年という節目の年。前橋空襲の記憶を風化させないという市民の熱意により誕生した「前橋空襲と復興資料館」の開館を記念し、前橋歌舞伎舞踊公演を開催します。
本市に疎開し、終戦後に東京に戻った七世松本幸四郎さんは「自分の命が助かったのは前橋へ疎開したおかげだ。自分の芸を通して市民を元気づけたい、市の復興にいささかなりとも協力させていただきたい」と昭和20年8月5日の前橋空襲から約2カ月後の昭和20年10月、戦災前橋復興舞踊大会を発案し、開催。仮設舞台が設置された前橋公園には多くの市民が詰めかけました。当時の映像がアメリカ陸軍の記録に残され、その他の関係資料とともに前橋空襲と復興資料館内で展示されています。
当時披露された『長唄 橋弁慶』を今回は松本幸四郎さんと市川染五郎さんで上演するほか、当時の映像の解説と幸四郎さんと染五郎さんらによるトークセッションを実施します。
日時:7月27日(日)17時
場所:昌賢学園まえばしホール
対象:小学生以上
料金:6,000円
申込み:同館(【電話】027-221-4321)か同館ホームページで

4月28日にオープニングセレモニーを実施。元あたご歴史資料館学芸員・原田恒弘さんと元ぐんまマチダ戦争と平和資料館代表・町田錦一郎さんを名誉顧問に委嘱しました。

問合せ:文化国際課
【電話】027-898-6992