文化 前橋文学館でさまざまな文学に触れて

■詩と言葉を体感して
前橋文学館で「第32回萩原朔太郎賞受賞者最果タヒ展 愛を囁くのは世界の方で、私たちはそれを二人で聞いている。ここで、二人で真珠になろう。」を開催。素顔や経歴、出身地も明かさずスマホで詩を書く最果タヒさんは、詩人という枠を超え小説やエッセイ、翻訳など多彩な才能を発揮しています。本展では、萩原朔太郎賞受賞作「恋と誤解された夕焼け」や、書き下ろしの新作を含む詩のインスタレーションで空間全体を埋め尽くします。なお、オープニングイベントとして6月7日(土)に高校生による朗読会を実施します。
日時:6月7日(土)〜9月21日(日)、9時〜17時(最終入館は30分前まで。水曜休館)
〔オープニングイベント〕6月7日(土)14時
料金:700円(高校生以下、各種障害者手帳を持っている人とその介護者1人、6月7日(土)・7月11日(金)〜13日(日)・9月6日(土)は無料)

■凹凸写し取るワークショップ
前橋文学館では、前橋工科大学臼井研究室が主催する「おもい描く光画百年の前橋」展関連ワークショップとして、「おもいをなぞるフロッタージュ」を開催。凹凸のある物の表面に紙を置き、鉛筆で模様を写し取るフロッタージュを体験できます。
日時:6月14日(土)13時30分・14時30分・15時30分
対象:一般、先着各10人
料金:200円
申込み:同館へ

■戦争を描いた作品を舞台で
前橋文学館リーディングシアターVol.26「イエスタデイ」を戦後80年の長崎原爆の日に開催。脚本家・清水邦夫が戦争をテーマに描いた作品です。
日時:8月9日(土)14時
対象:一般、先着100人
出演:鄭亜美さん、大竹直さん、同館特別館長・萩原朔美ほか
料金:1,000円
申込み:6月14日(土)から同館へ

問合せ:前橋文学館
【電話】027-235-8011