- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県さいたま市浦和区
- 広報紙名 : 市報さいたま 浦和区版 2025年9月号
人の心を動かし、日々のくらしを元気に、そして豊かにしてくれるスポーツ。スポーツを通じて、浦和のまちに活力を与えている方々をご紹介します。
■浦和でいきいき「健幸(けんこう)」に!
NPO法人 浦和スポーツクラブ
9月15日は敬老の日。浦和区で元気にいきいきと活動するシニア世代を取材するため、NPO法人浦和スポーツクラブを訪れました。
浦和スポーツクラブは、「引退なし、補欠なし、誰でも参加」を理念に、総合型地域スポーツクラブとして活動しており、高齢者向けのプログラムも数多く実施しています。
取材当日は、健康運動指導士の資格も持つ小川事務局長の「シニア筋トレ」の日。9人のシニア世代の方々が、1時間のプログラムに汗を流していました。
ウォーミングアップから始まり、スクワットやプランクまで。下肢・上肢・体幹をまんべんなく鍛えるために、ダンベルやストレッチ用ポールなどのトレーニング用品も活用したメニューが組まれています。途中、小川事務局長の雑学を交えたちょっとしたクイズなどを挟み、体とともに頭も鍛えながら進められていました。全メニューを終えた皆さんは、心地よい疲労感とともに、充実感や達成感に満ちており、運動そのものを楽しんでいる様子がうかがえました。
長年スポーツに携わってこられ、ご自身もシニア世代である小川事務局長に、「高齢者に必要なこと」について伺うと、「地域に関心を持つこと」だそうです。「地域に関心を持つと、外出したくなり、体を動かすようになる。そして地域の方々とつながり、仲良くなる。」と教えてくれました。
スポーツをひとつのきっかけに、地域とつながるはじめの一歩を踏み出して、新しい自分を発見してみてはいかがでしょうか。
〇スポーツは科学。筋肉は使い方を知ることが大切。