その他 新年のごあいさつ

秩父市長 清野和彦

あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

昨年、皆さまからのご信託をいただき、市長に就任して以来、私は「個性ある地域の力を活かして、わかちあいの秩父をつくる」を理念として、市内各地域での対話や現場視察に積極的に取り組んでまいりました。いただいたご意見や声は、市政を進めるうえでの大きな力であり、改めて地域の力、市民の皆さまの想いの強さを感じているところです。また、市役所内部においても、職員とのコミュニケーションや価値観の共有を進め、未来を見据えた組織づくりに努めています。まだ道半ばではありますが、一歩一歩、確かな変化が生まれつつあることを実感しています。

迎える令和8年は、秩父市にとって「次の時代への扉を開く一年」にしたいと考えています。人口減少や地域経済の変化など、私たちが直面する課題は少なくありません。しかし、それらを乗り越えていくためには、これまでの延長線上ではなく、「新しい社会の形」を自らつくり出していく果敢な挑戦が必要です。私はその先頭に立ち、秩父から新しい社会をつくる気概を持って、全国に誇れる未来のモデルを発信していきたいと考えています。

その重要な柱のひとつが「荒川流域圏構想」の推進です。流域人口930万人の荒川の最上流の自治体である秩父市の豊かな自然と文化、流域自治体との地勢的、歴史的なつながりを活かし、環境保全、防災、観光、産業、人の交流を流域全体で連携させることで、地域の成長と調和を同時に実現していく取り組みです。秩父市が源流に位置する自治体として、先駆的にこの構想を進めることは、地域の未来を守り、次の世代に誇れるふるさとを引き継ぐ大きな責任であると考えています。今年は、その具体化に向けた歩みを力強く進めてまいります。

さらに、医療・福祉・子育て支援、教育の充実、地域公共交通のあり方、産業の振興など、市民生活に直結する分野についても、引き続き改善と前進を図ってまいります。市民の皆さまに「秩父に暮らして良かった」と実感していただけるまちづくりを、職員とともに進めてまいります。

本年も、皆さまとの対話を大切にしながら、地域の課題に真摯に向き合い、秩父の未来を切り開く市政運営に全力で取り組む決意です。どうか変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本年が市民の皆さまにとって、健康で幸多き一年となりますことを心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。