文化 「荒川日野の石棒」が市指定の文化財に

荒川日野にある石棒が、市の文化財に指定されました。これで、秩父市内の市指定の文化財は195件となります。
種別:市指定有形文化財(考古資料)
名称:荒川日野の石棒
指定年月日:令和7年2月21日
所有者:個人
文化財の概要:石棒とは、縄文時代から弥生時代前期頃まで使用された石製品で、男性器を模した形状から子孫繁栄の儀礼等に用いられていたと考えられている。この石棒の現存長は、159.9cmでその長大さが最大の特徴である。また、江戸時代から特別な存在として知られており、『新編武蔵風土記稿』や『秩父志』、『武蔵野話』という代表的な3地誌に紹介され、秩父市の歴史に根付いている貴重な資料である。

問合せ:文化財保護課
【電話】22-2481