- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県秩父市
- 広報紙名 : 市報ちちぶ 令和7年9月号
■「打てば響くまち」に
秩父市長 清野 和彦
令和8年度からの第3次秩父市総合振興計画を策定するにあたり、「こんな秩父市であってほしい」という将来像を描くために開催している「秩父みらいづくりワークショップ」や、秩父地域の高校生と「秩父の”推し”。若者が広めたい秩父のコレ!」をテーマに意見交換を行った『「高校生×市長」秩父ゆめ会議』を開催する中で、地域の未来について、参加した皆さんが真剣に考え、率直な思いを伝えてくださる姿に、とても嬉しく、心強さを感じました。
まちの未来を「自分ごと」として捉えること。それは、誰かに任せるのではなく、自分たちでまちを創っていこうという意識の表れであり、地域の力そのものです。
私は、「打てば響くまち」を実現したいと考えています。
これは、市民の皆さんの声をしっかりと受け止め、その課題に対してスピード感を持って応えていくという、市政運営の基本姿勢です。その中から、市民の皆さんと秩父市との間の信頼関係が強まっていくと信じています。
具体的な取り組みとして、「市長タウンミーティング」を毎月、テーマごとに開催し、市民の皆さんと直接対話を重ねています。また、地域の課題を解決するために町会単位で開催している「ふれあい懇談会」なども通じて、より多くの声を伺っていきたいと考えています。
市民の皆さんの一つ一つの声が、秩父の未来を形づくっていきます。皆さんの描く夢や思いを大切にしながら、より良い秩父市を創り上げていきたいと強く感じていますので、これからも一緒に、これまで以上の「打てば響くまち」にしていきましょう。