くらし 秋の叙勲・褒章 おめでとうございます

■旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)
○竹ノ谷誠(たけのやまこと)さん(73歳)
歯科医師の祖父、父に続き、3代目として昭和54年にたけのや歯科クリニックを開業。妻の和子さん(歯科医師)と二人三脚で公衆衛生に大きく貢献されました。平成13年から比企郡市歯科医師会会長(6年間)を、平成22年からは埼玉県歯科医師会役員(15年間)などを歴任されました。平成22年に文部科学大臣表彰を、令和4年には厚生労働大臣表彰などを授与されています。現在も、歯科診療を行うとともに、介護認定審査委員としてご尽力されています。

■瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)
○大山恭司(おおやまたかじ)さん(83歳)
昭和35年東京都千代田区役所に入庁され、企画部門をはじめ保健衛生、福祉、教育などの部課長を歴任、平成13年から千代田区助役(現副区長)に就任されました。この間、区立学校の統廃合や全国に先駆けて幼稚園と保育園を一元化した「こども園」の創設、学校跡地を活用した再開発などの難題に取り組まれました。平成23年の東日本大震災では、帰宅困難者の受け入れなど都心特有の災害対策にご尽力されました。平成23年に副区長を退任されるまで、地方自治の振興に寄与されました。

■藍綬褒章(らんじゅほうしょう)
○小俣克夫(おまたかつお)さん(76歳)
平成18年に保護司に就任され、令和3年からは東松山地区保護司会副会長及び東松山市保護司研究協議会会長を務められました。20年の長きに渡り保護司として犯罪や非行をした人の立ち直りを支え、様々な方の更生に携わられました。現在も特例再任制度により引き続き保護司としてご尽力されています。令和5年には全国保護司連盟理事長表彰を、令和6年には法務大臣表彰を授与されています。