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■東松山市弓道連盟
今回は、市弓道場の増床改装を記念して10月19日(日)に開催された市民総合体育大会「弓道の部」を運営された市弓道連盟会長を務める教士六段の那須充良(なすみつよし)さんにお話を伺いました。
弓道連盟は平成10年4月に発足し、20歳代から80歳代までの約70人で活動しています。
会長の那須さんは、若い頃に水泳競技の経験がありますが、以前から武道に憧れがあり、36歳で弓道を始め、その年初段に合格、その後も鍛錬を重ねて昇段を続け、80歳の現在も力強く、美しく弓を引いています。
弓道のすばらしさを伺うと「生涯スポーツとして最適であるということです。弓道は28m先の直径36cmの的に矢を当てるテクニックを競う武道です。精神的な安定感が大事ですから、矢を的まで飛ばすには、弓の強さも個人の体力に合わせますので80歳を過ぎても現役でいられます。また、老若男女関係なく競い合えますし、より上位の段位・称号を目指すことも励みになります。長い坂を上り続ける感じで、挑戦し続けるものがありますね」と話してくれました。
弓道は「真・善・美」を指標に掲げています。真は理にかなった射、善は周囲と調和のとれた所作、美は姿勢・動作の美しさです。的中を追求することだけではなく、入場から退場まで周囲と息を合わせ、礼に則した小さな動作を美しくと念じながら行うことで自然に姿勢もよくなるそうです。さらに、現代人が日常生活では教えてもらえない礼儀が身に付き、精神の安定も図られることにありがたさも感じているそうです。
今でも理想の射を追求して稽古を重ねる那須さんは、七段の審査に挑戦し続けています。今後の目標は「会長として、会員の質的向上を図ることです。環境が整い、毎年開催の初心者教室で会員数も増えてきました。現在は弐段、参段の会員が中心ですが、四段、五段が中心の連盟にしていきたいです」とのことです。
これからも弓道で人生を豊かにお過ごしください。