文化 (特集)狭山を愛した詩人 生誕100年 吉野弘の世界をたどる(3)

■図書館で手に取れる書籍
吉野弘さんに関する書籍を図書館で借りることができます。詳細は、図書館公式ホームページをご覧ください。作品を通して、吉野さんの言葉の世界に触れてみてはいかがでしょうか。ページを開けば、そっと心に寄り添う一行と出会えるかもしれません。

〇『北入曽』
(吉野弘/青土社/昭和52年)

〇『贈るうた』
(吉野弘/花神社/平成4年)

〇『二人が睦まじくいるためには』
(吉野弘/童話屋/平成15年)

〇『妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」』
(吉野弘/青土社/平成27年)

◇「祝婚歌」
結婚式のスピーチでよく紹介される「祝婚歌」。この詩は、姪の結婚式に出席できなかった吉野さんが、新郎新婦にお祝いとして贈った詩です。
市では、婚姻届を提出された方に「婚姻記念証」をお贈りしています。表面には広報さやまの「さやまの昔話」などでおなじみの池原昭治さんが描いた童絵と、吉野弘さん直筆の「祝婚歌」を載せ、裏面には婚姻届を複写した特別な日を記念する一枚となっています。

皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか
(※詳しくは本紙をご覧ください)

■吉野弘生誕100年記念イベント
◇茶の花回想録「吉野さんとのおもいでばなし」
吉野弘さんの詩の作品や人柄を演劇で鑑賞できるイベントです。
日時:2月15日(日)、14時~15時30分
場所:慈眼寺(入間川1-9-37)
出演:MTW(ミュージアム・シアター・ワークショップ)
定員:70名
申込み:1月20日(火)、10時から入曽地域交流センターへ
【電話】2959-3004(電子申請・電話可)

◇今回のイベントを企画している「さやま吉野弘の会」の方にお聞きしました!
〇イベントの魅力を聞かせてください
この演劇作品は、詩やエッセイだけでは知ることのできない、吉野さんの「日常の素の姿」を伝えるため、ご家族や生前に交流のあった方々のお話を基に作られました。演劇という形だからこそ、作品を読むよりも目と耳で触れることができ、吉野さんの人柄がよりスッと心に入ってくるのではないかと思います。
見どころは、今まで一部分のみ紹介していた長い散文詩「茶の花おぼえがき」を全編紹介することです。舞台となっている狭山ならではの場面ですし、朗読ではなく役者が演じることで、吉野さんと狭山の風土との出会いの物語として表現されています。また、会場が初めて吉野さんの菩提寺である慈眼寺となり、役者も一部変更になっているので、前回ご覧になった方にも新しい気持ちで楽しんでいただけると思います。ぜひ、足をお運びください。

◇演劇を観た方へのメッセージ
観劇後には、ぜひ詩を読み返してみてください。私たちと同じ日常を見つめながら、少し違う視点で言葉を紡いだ吉野さんの魅力がじんわりと伝わってくるはずです。そして、何気ない日常の中で「自分だったらどう感じるだろう?」と胸の内に問いかける、小さなきっかけになればうれしく思います。

問合せ:広報課へ
【電話】2935-3765