- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年6月号
今年に入り、狭山警察署管内で特殊詐欺被害が急増しています。ひとごとだと思わずに、自分や周りの人が被害に遭うことのないように改めて対策について考えましょう。
■これらは全て詐欺です!
〇オレオレ詐欺
親族や警察官などを装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金を名目に金銭をだまし取る
→電話でお金の話が出たら、一旦電話を切りすぐに家族などに相談しましょう!
〇預貯金詐欺
銀行協会職員などを装い「口座が犯罪に利用されているからキャッシュカードの交換が必要」と言い、カード・通帳類をだまし取る
〇キャッシュカード詐欺盗
警察官を装い、電話で「不正に利用されている」と言いキャッシュカードを用意させ、隙を見て盗む
→銀行協会職員や警察官などが暗証番号を聞くことや、キャッシュカードを預かりに来ることは絶対にありません!
〇架空料金請求詐欺
未払いの料金があるなど架空の理由を口実として金銭をだまし取る
→「未納料金などの支払い」を理由として、コンビニエンスストアなどで電子マネー(プリペイドカード)を購入させてくるのは犯罪者です!
〇還付金詐欺
税還付金などに必要な手続きを装い、被害者にATMを操作させて犯人側の口座に送金させる
→ATMを操作して還付金が入ることは絶対にありません!
◇その他にも…
融資保証金詐欺、金融商品詐欺、ギャンブル詐欺、交際あっせん詐欺などさまざま
→甘い言葉には用心を。うまい話が突然来たらまずは詐欺だと疑って!
■狭山市でも高額の被害が…
〇1月9日…被害金額9,389万円
通信会社とセキュリティ協会、警察官をかたる人物から「悪質サイトに登録されており、後日返金されるが一旦振り込みが必要」などと言われ、ATMで106回振り込み
〇4月10日…被害金額100万円
息子をかたる人物から「会社の振り込みカードを入れた荷物を置き忘れてしまったので立て替えてほしい」と言われ、息子の上司の家族を自称する人物に自宅で金銭を渡した
どんなに急かされても見知らぬ人にお金を渡さない!
周りに必ず相談!
■被害に遭わないために
詐欺の電話に出てしまうと犯人はあの手この手でだまそうとしてきます
一番の対策は
「犯人と話をしない」
「犯人から電話がかかってこないようにする」
◇自動応答・録音機能の付いた電話機などの購入費を補助
対象者:次の全てに該当する方
・狭山市に住民登録があり、65歳以上
・市税を滞納していない
※申請は1世帯1台限り
対象機器:全国防犯協会連合会が推奨する
(1)自動応答・録音機能を内蔵する固定電話
(2)固定電話に接続する自動応答・録音機能のある装置
※1年以内に市内の店舗で購入したものに限る
申請期限:8年2月27日(金)
※予算に達し次第、募集を終了
補助額:購入費用の2分の1。上限は5千円
申込み:必要書類を持って交通防犯課へ
◇国際電話利用の休止
特殊詐欺の犯人は国際電話番号を利用していることが多いです。海外との電話が不要な方は、発信・着信を無償で休止できます。一定の条件がありますので、申し込みの際に確認してください。
申込み:国際電話不取扱受付センターへ【電話】0120-210-364
◇犯罪情報のメール配信
県警が発信している犯罪情報メールマガジンを受け取ることができます。
申込み:埼玉県警察ホームページから登録
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問合せ:交通防犯課へ
【電話】2937-6641
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