- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年6月号
これからの時季は、台風や豪雨による風水害が発生しやすくなります。過去には市内でも、家屋の浸水などの被害がありました。風水害はあらかじめ予測しやすく、事前に備えることで被害を抑えることができるため、日頃からの備えが大切です。避難行動や備えは、住んでいる地域やその時の状況などにより、人それぞれ異なります。まずは、水害ハザードマップで浸水リスクを知り、何を備えどのように行動するべきかを確認しましょう。
■浸水リスクを知ろう
水害ハザードマップは台風・豪雨などのおおむね1,000年に1度の大雨による災害が起こった際に被害が想定されるエリアや、避難所などを地図でまとめたものです
お住まいの地域の浸水リスクを確認して右ページをチェックしましょう
(※詳しくは、本紙をご覧ください)
■浸水リスクに合わせて備える
◇在宅避難のための備え
在宅での避難に備えて備蓄品を準備しておきましょう(1週間分・最低3日分)
〇飲料水
〇非常食
〇救急セット
〇ウェットティッシュ
〇携帯ラジオ
〇モバイルバッテリー(充電器)
〇LEDランタン
〇ヘッドライト
〇ポリ袋
〇ラップ
〇新聞用紙
〇生理用品
〇カセットコンロ・ボンベ
〇常備薬
◎乳児がいる場合
〇粉ミルク・液体ミルク
〇哺乳瓶
〇紙おむつ など
◎ペットがいる場合
〇ペットフード
〇トイレ用品 など
◇避難所などへの避難のための備え
避難所などへ水平避難する場合に備えて「非常用持ち出し品」を人数分用意しておきましょう
〇非常持ち出し袋
・貴重品類(通帳・印鑑・身分証など)・飲料水・非常食・衣類・軍手・タオル・モバイルバッテリー(充電器)・ヘッドライト・救急セット・マスク など
〇ヘルメット
〇雨具(レインコート)
〇運動靴
◎ペットがいる場合
〇ペット用のケージ など
●リスク
◇浸水リスクが想定される区域にお住まいの方
(浸水被害が想定される場合)
〇土のう・水のうを活用した浸水対策
建物への浸水被害を予防・軽減するために土のう・水のうの活用が有効的です。土のうは各地区センターなど(入間川地区センターを除く)に設置している土のう置き場で入手することができます。
〇垂直避難
想定浸水深が小さく、自宅の2階などで安全が確保できる場合は、垂直避難が有効です。むやみに避難所などへ避難せず、自宅内のより高いところに移動しましょう。
◇浸水リスクが高い区域にお住まいの方
河川の近くなど、自宅にいることが危険な場合は、避難所や安全な場所にある親戚・知人宅に避難しましょう。水平避難は災害が本格化する前に行うことが原則です。
〇事前に準備しておくこと
•風水害の発生時に使用できる避難所の確認
•避難所までのルート、危険箇所の確認
ハザードマップで示す浸水リスクは、被害がないことを約束するものではありません
■警戒レベルごとの行動
それぞれの警戒レベルに合わせて、早めの避難行動を心掛けましょう
◇避難情報などの取得方法
〇市公式SNS
・公式X
・公式Facebook
・狭山市LINE公式アカウント(ID:@citysayama)
〇メール配信サービス
事前に登録したメールアドレスに狭山市の防災行政無線情報、気象情報などが届きます
〇防災行政無線
放送内容は電話やメール配信サービス、市公式ホームページで確認できます
〇防災行政無線音声自動応答サービス
直近に放送した内容を聞くことができます【電話】0120-81-3804(ハイサヤマシ)
〇テレビ埼玉「データ放送サービス」
インターネットが利用できない環境でも、緊急情報を文字で確認することができます
問合せ:危機管理課へ
【電話】2968-6527