- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県羽生市
- 広報紙名 : 広報はにゅう 令和7年9月号
Yoshida Haruki 吉田遥紀さん
(東7丁目、22歳)
羽生のここが好き:夏の田園風景です。朝夕の時間帯に、一面に広がる田んぼの中を車で走るのがお気に入りで、癒されます。
次の方へ:地元消防団でお世話になっている先輩です。明るくて気さくな方。市内の保育園で働く、増田悟士さんを紹介します。
■憧れの自動車整備士の道へ 地域のカーライフを支える
市内の自動車販売店で整備士として働く、𠮷田遥紀さん。祖父の代から続く地域密着店で、車検整備や定期点検等に携わっています。幼い頃から店に遊びに行き、整備の様子を見ていた𠮷田さん。車に興味を持ち整備士を志すと、高校卒業後、整備について学んだ後、伯父の販売店に就職しました。現在は、整備士として働きながら、仕事の幅を広げるため、さらなる資格の取得に励んでいます。
𠮷田さんは社会人になり、自分の言葉に責任を持つようになったと話します。「車の整備は、運転手の命を預かる仕事。信頼がないと任せてもらえません」。依頼主が安心できるよう、親身な説明と対応を心がけています。また、今の資格ではできない業務もあり、もどかしさを感じているとも話します。「早く資格を取得し、職場に貢献できるようになりたいです」と意気込みます。
𠮷田さんは、地元のお囃子保存会に所属しています。小学生の頃から始めて、毎月1回公会堂に集まり、練習に参加しています。夏祭りでは、大太鼓の演奏を担当しました。「太鼓、笛、鐘(かね)とそれぞれの音が交わり一つの音楽となります。みんなの息を合わせて、演奏するのが楽しいです」とほほ笑みます。憧れの整備士となった𠮷田さんは、今日も地域のお客さんのカーライフを支えています。