- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県深谷市
- 広報紙名 : 広報ふかや 2025年12月号
深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。
◆6月に写真絵本『くだもののはな なんのはな?』を出版
農業カメラマン 網野文絵(あみのふみえ)さん
○『Know(ノウ)(農)life(ライフ)』で人生を楽しく
野菜や農業を専門に撮影する『農業カメラマン』として、深谷市を拠点に活動している網野文絵さん。「実は野菜が嫌いでした。」と語る網野さんは山梨県出身で、大学卒業後、群馬県の種苗(しゅびょう)会社で広報を担当し、野菜の品種や特性をカタログに掲載するための写真を撮影する中で、苦手だったトマトに向き合いました。何日も農家に通い続け、色や香り、葉の手触りなどを感じながら、完熟の瞬間を待ち続けた日々。取材の最後の日に食べたトマトは驚くほどおいしく、「嫌いだと思っていたものも、ちゃんと向き合えば好きになれると実感しました。」といいます。
この体験などから、「何事もやってみないと本当のことは分からない」と気付いたことが、『農業カメラマン』としての活動を後押しし、独立へと導きました。
そして昨年、「農業に力を入れている深谷ならやっていけるかもしれない。」と、新たなつながりを求め、深谷市に移住しました。現在は、朝市やイベントなどで農家とのつながりを広げながら、農家の広報支援や写真講座の開催、写真絵本の出版など、活躍の幅を広げています。
『「Know(農) life」-農業を知ると人生が楽しくなる』をモットーに、自分の写真を見たことで、野菜や農業に興味がない人の心が動き、興味を持つようになることが使命だと思っているという網野さんは、野菜や農業の魅力を伝えるため、日本だけでなく、海外への発信も視野に入れ、今日も全国の畑で撮影しています。
◎網野さんが出版した写真絵本。『くだもののはな なんのはな?』は深谷や長瀞の農家のかたに撮影協力していただきました。
