健康 今日のごはんは明日のげんき! ~笑顔でつくる健康なまち 深谷~

■ニンニクで元気はつらつ!
6月は梅雨入りの時期で、雨模様の日が多くなりますね。また、梅雨の晴れ間は急に暑くなる日もあれば、湿度の高い日もあって、体調管理が難しくなります。今回は、そんな6月にうってつけの、滋養強壮に効果のある『ニンニク』をご紹介します!
ニンニクは9~10月に植え付けをして冬を越し、6月ごろから収穫が始まります。ニンニクといえば、あの独特なにおい。その成分はアリシンと呼ばれ、滋養強壮に良いといわれています。アリシンは、ビタミンB1と結合して、疲労回復効果のあるアリチアミンに変化します。また、アリシンは、細胞が壊れると発生しやすくなるため、ニンニクは細かく刻むのがお薦めです。なお、調理をして手ににおいが付いてしまった際には、ステンレス製の物に触れると手に付いたにおいが軽減します。ぜひ試してみてください!
6月の第3日曜日は、『父の日』です。日ごろの感謝とねぎらいの気持ちを込めて、スタミナ満点のニンニク料理をごちそうしてみてはいかがでしょうか。

東都大学 管理栄養学部 管理栄養学科 助手
管理栄養士 荻野秀香(おぎのひでか)さん

■キレイ・元気を応援します! No.132
○ニンニクでガッツリ、ボリューミー!
『鶏もも肉のガリバタしょうゆ炒め』

[栄養価(1人分)]
エネルギー:317kcal
たんぱく質:18.9g
脂質:22.5g
炭水化物:13.0g
塩分:1.7g

[おすすめポイント]
・野菜たっぷりで、彩り豊かに。
・食材を切って炒めるだけの簡単時短レシピ!

[材料(2人分)]
・鶏もも肉200g
・キャベツ1/8個
・ピーマン1個
・ニンジン1/4本
・ニンニク2片
・バター20g
・しょうゆ大さじ1
・みりん大さじ1

[作り方]
(1)鶏もも肉は一口大に切る。
(2)キャベツは、食べやすい大きさに手でちぎり、ピーマンは種を除き、縦に細切りにする。ニンジンは、薄く短冊切りにする。ニンニクは芯を取り、薄くスライスする。
(3)熱したフライパンにバターを溶かし、ニンニクと(1)を入れて鶏もも肉の色が変わるまで炒める。
(4)(3)に(2)のピーマンとニンジンを入れて炒め、しんなりしてきたら、キャベツを加える。
(5)しょうゆとみりんで味付けをして炒めたら、器に盛り付けて完成。

(レシピ作成:東都大学管理栄養学部 料理:管理栄養学生 曲山未矩(まがりやまみく)、宮平志恵里(みやひらしえり))

『ふかやの野菜をプラス1皿! 野菜でTUNAGU(つなぐ) 明日の健康!』