イベント [特集] 大盛り上がりの2日間! 祝!新紙幣発行1周年!

■7月2日 ビアフェス~1周年をSAKE Beer Tonight(サケビタイ)~
◆1周年を祝ってみんなで乾杯!
深谷市出身の郷土の偉人、渋沢栄一翁が肖像となった新1万円札の発行から1周年の前夜祭として7月2日、昨年好評だったビアフェスが開催されました。
今年のビアフェスは深谷城址公園で開催され、くす玉開きや市民と一緒に乾杯を行った新紙幣発行1周年記念セレモニーをはじめ、栄一翁が設立に関わった大手ビール会社による酒類の販売はもちろん、こども縁日や圧巻のナイトバブルショーなど、大人もこどもも楽しめるイベントとして、会場は多くの来場者でにぎわいました。

◆新たな深谷市親善大使が誕生
会場の特設ステージで行われた新紙幣発行1周年記念セレモニーでは、深谷市親善大使委嘱式が挙行され、深谷市出身で、俳優・アイドル・タレントとしてマルチに活躍する豊田(とよだ)ルナさんが新たに、深谷市親善大使に就任しました。
豊田さんの就任により、総勢12人となった深谷市親善大使の今後の活躍をみんなで応援しましょう。

◆ビアフェスの様子を写真で紹介!
ビアフェスフォトギャラリー
※二次元コードは本誌P.2をご覧ください。

■7月3日 お札(さつ)サミットinふかや
▽お札サミットとは
新紙幣発行1周年を迎えることを記念し、『紙幣』をキーワードに、お札に関する全国の自治体・企業・団体とのネットワークを築き、諸課題や未来展望について検討を深めていくことを目的として開催されました。

◆お札ゆかりの団体が大集合
小島市長によるお札サミット宣言(下記参照)で開幕したお札サミットでは、日本銀行や国立印刷局をはじめ、全国のお札にゆかりのある約50団体が深谷市で一堂に会しました。

◆新たに3つの記念日が登録
新紙幣発行を記念し、新たな紙幣の肖像となった偉人ゆかりの3団体である深谷市、津田塾大学、北里研究所は、それぞれ『渋沢栄一がお札になった日』『津田梅子(つだうめこ)がお札になった日』『北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)がお札になった日』の記念日登録を発表しました。その後これを記念したくす玉開きが行われ、(一社)日本記念日協会から記念日登録証が授与されました。

◆日本銀行発券局による基調講演
お札サミットの初開催を記念し、日本銀行発券局の荒川和彦(あらかわかずひこ)氏による基調講演が行われ、改刷公表から発行開始までの取り組みなど、普段は聞くことができない貴重なお話をしていただきました。

◆シンポジウム『渋沢栄一と紙幣』
お札サミットの締めくくりには、大河ドラマ『青天を衝(つ)け』でペリー役を演じた国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏、國學院大學教授の杉山里枝(すぎやまりえ)氏、渋沢史料館顧問の井上潤(いのうえじゅん)氏による紙幣や栄一翁の功績・精神を軸に、キャッシュレスとの共生など、現代社会や経済との接点を探るシンポジウムが行われました。

◆お札の縁(えん)はこれからも
日本銀行によって栄一翁が新1万円札の肖像となることが発表されてから6年。深谷市は渋沢栄一やお札に関連して、さまざまな団体との縁をつないできました。
こうして一堂に会したこのサミットをきっかけに、お札ゆかりの団体とのさらに強い連携を行い、一丸となってサミット宣言の実現を目指します。

■お札サミット宣言(一部抜粋)
2024年7月3日、新たな紙幣が発行され、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎という歴史的偉人が肖像として選ばれました。
お札は通貨としての役割に留まらず、描かれたデザインは日本の文化や歴史、地域の魅力等を映し出す象徴的存在となります。
お札の魅力や描かれた肖像の精神や功績を広く普及し継承しようと努めることは、変革の時流を理解するとともに、地方創生、文化や教育、観光などの発展に寄与し、私たちの未来を持続可能な魅力ある社会へ成長させる一助になると考えます。
このことから、お札サミットで一堂に会した機会を活かし、互いの知見や資源を共有して、地域や産・官・学の枠を越えたネットワークを構築することにより、『お札ゆかりのネットワークづくり』『記念日を通じた地域や機関の活性化』の取り組みを行うことをここに宣言します。