健康 今日のごはんは明日のげんき! ~笑顔でつくる健康なまち 深谷~

■暑い夏に甘酸っぱい果実をひとつまみ!
8月はまだまだ日照時間が長く、私たちにとっては暑い日々が続きますが、その反面、美味しい野菜や果物がすくすくと育つ、良い環境になります。今回は、この時期においしい果物『ブルーベリー』について紹介します。
ブルーベリーは、アントシアニンというポリフェノールやビタミンEを多く含む果物です。アントシアニンは、ブドウにも含まれる抗酸化作用を持つ成分で、疲れ目など、目に良いとされています。この成分は水溶性のため、ブルーベリーは、水に長く漬けずさっと洗って食べたり、スムージーにしたりすると栄養を無駄にせず、おいしく食べることができます。
おいしいブルーベリーの見分け方として、(1)皮に張りがある、(2)表面にブルーム(白い粉)が付いている、(3)くぼみまで濃い青紫色になっている、などを確認すると良いでしょう。ブルーム(白い粉)は、雨や乾燥から実を守る成分で、洗い流さずそのまま食べても大丈夫です。
甘酸っぱい爽やかな味わいのブルーベリーを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

東都大学 管理栄養学部 管理栄養学科 助手
管理栄養士 三井健司(みついけんじ)さん

■キレイ・元気を応援します!No.134
○電子レンジで簡単にジャムが作れる!
『ブルーベリージャムのフレンチトースト』

[おすすめポイント]
・冷凍のブルーベリーでも大丈夫!
・ブルーベリージャムは少量からでも手軽に作れます

[栄養価(1人分)]
エネルギー:369kcal
たんぱく質:9.5g
脂質:12.6g
炭水化物:58.2g
塩分:0.9g

[材料(2人分)]
▽ブルーベリージャム
・ブルーベリー80g
A:
・グラニュー糖40g
・レモン汁大さじ1)

▽フレンチトースト
・食パン(4枚切り)1枚
B:
・卵1個
・グラニュー糖大さじ1
・牛乳100m(ℓ)
・バター10g
・ミント適量
・ホイップクリーム10g

[作り方]
▽ブルーベリージャム
(1)ブルーベリーはよく洗い、水気を取る。
(2)電子レンジ対応の耐熱容器に(1)とAを入れて混ぜ、ラップをしないで600Wで3分間加熱する。
(3)一度取り出して全体を混ぜたら、再び600Wで3分間加熱する。加熱が終わったら、全体を混ぜて冷ましておく。

▽フレンチトースト
[下準備]食パンを十字に切り、よく混ぜたBの卵液に一晩浸しておく。
(1)弱火に加熱したフライパンでバターを溶かす。
(2)下準備をしておいた食パンを焦げないようにじっくり焼く。
(3)両面に焼き色が付いたら、皿に盛り、ホイップクリーム、ブルーベリージャムをかけ、ミントを添えて完成

(レシピ作成:東都大学管理栄養学部、料理:管理栄養学部生 太田爽香(おおたさやか)、村田瑠奈(むらたるな))

『ふかやの野菜をプラス1皿! 野菜で TUNAGU(つなぐ) 明日の健康!』