- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県蕨市
- 広報紙名 : 広報蕨 令和7年12月号
全国高等学校選抜自転車競技大会 進出
長田 凰雅(おさだ おうが)さん
■努力を重ね全国の舞台へ
最高速度が時速70キロメートルにも達するスピードのなか、一瞬の駆け引きが交錯する自転車競技。10月に行われた埼玉県新人大会で輝かしい成績を収めたのは、城北埼玉高校2年生の長田凰雅さん(17歳・中央3丁目)です。個人ではロードレースで7位入賞、4人1組で走る団体追い抜きでは優勝し、個人・団体ともに全国高等学校選抜大会への切符をつかみました。
中学まではサッカー一筋でしたが、「努力すれば高校からでも全国を狙える」と顧問から誘いを受け、新たな挑戦として自転車競技部へ入部。すぐにそのスピード感や駆け引きのおもしろさに魅了され、負けず嫌いの性格もあいまって「もっと速く走りたい」と練習に打ち込んでいきました。
週7日休みなく行う練習では、1日の走行距離が80キロメートルにも及びます。日々の地道な走り込みで、リズムよくペダルを踏み続ける技術を習得。更に、厳しい練習に耐えられる体を作るため食事量を増やしたり、動画で研究を重ねたりなど、練習以外でも大会に向けた努力を続けてきました。
そして迎えた新人大会のロードレース。山道を周回する険しいコースでしたが、持ち前のペダリングで先頭集団に食らいつきます。体力が限界に近づいたラスト1周、ペダルを踏むことだけに集中してスパートをかけ、一気に先頭に立つと、集団から2人を振り切る力走を見せます。ゴール前は激しい競り合いとなりましたが、攻めの姿勢を崩さず、7位入賞を果たしました。
3月に控えた全国大会。更に厳しい戦いが予想されますが、「もっとスタミナをつけ、個人でも団体でも力強い走りを見せたい」と意気込みます。努力の日々を信じて、念願の舞台へ―。若きレーサーの挑戦はまだ始まったばかりです。
