くらし わこう市議会だより No.129(4)

◆議会報告会を開催しました
令和7年4月16日(水)に、和光市役所 議事堂3階 全員協議会室で議会報告会を開催し、12名の方にご来場いただきました。
初めに、議長から挨拶があり、予算決算常任委員会委員長が総括的な決算について報告を行い、続いて、予算決算総務環境分科会会長及び予算決算文教厚生分科会会長が、3月定例会で分科会に分担した議案のうち一般会計・特別会計の予算審査にポイントを絞り報告しました。

◆議会報告会を開催予定
日時:11月7日(金)14:00から
場所:和光市役所 議事堂3階 全員協議会室
9月定例会で審議する決算の概要を、市議会議員が直接皆さんに報告する「議会報告会」を開催します。詳細は決まり次第、市議会ホームページなどでお知らせします。ぜひお越しください。

◆6月定例会 常任委員会の審査
本会議における議案の議決に先立ち、議員で構成する各常任委員会で審査を行いました。
ここでは、主な内容を報告します。本会議での委員長報告の全内容は、ぜひ動画でご覧ください。
なお、文教厚生常任委員会は付託議案がなかったため、委員会は開催されませんでした。
【WEB】「和光市議会録画中継」

◇総務環境常任委員会 委員長 菅原 満
和光市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
問:計画処理人口を7万9,000人とした理由を伺う。
答:県の全体計画と流域総合計画の数値を基に和光市の全体計画を見直し、整合を図って7万9,000人に設定しました。

問:将来人口が8万3,400人の見込みです。これに沿った見直しでよいのではないか伺う。
答:中間の見直しがありますので、最終的には県と調整しつつ現状に合った形につなげていければと思っております。

北インター東部地区区画整理区域内の市道路線の廃止、認定について
問:廃止して認定するより、一部廃止の方が手間を省け、わかりやすいのではないか。
答:建設省道路局局長通達で原則として一部廃止が認められていないことによります。

問:廃止路線のその後の管理について伺う。
答:区画整理組合での管理となり、市に来た要望等は、組合に対応を要請していきます。

今定例会では議案3件が付託され、審査を行いました。

◇予算決算常任委員会 委員長 鎌田 泰春
令和7年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第1号)「プレミアム付商品券事業」
問:プレミアム率55%は非常に魅力的だが、殺到して希望者に行き渡らない懸念がある。また、物価高騰対策として、より公平な水道料金の減免なども検討すべきではなかったか。
答:市制55周年に合わせ、物価高騰下での消費の下支えと市内事業者の活性化を狙い、高いプレミアム率を設定しました。利用店舗は市内商工会加入事業者を予定しています。限られた交付金の財源では、全世帯への給付は少額となり効果が薄いため、今回は商品券事業を選択しました。水道料金の減免は、今後、国からの交付金の交付があった場合に検討してまいります。

「ゼロカーボン推進 省エネ機器等購入費補助金」
問:省エネ機器等購入費補助金の具体的な制度内容と、申請が多数あった場合の対応について伺う。
答:家庭からのCO2排出削減を目的とし、エアコン・冷蔵庫は購入価格の1/2(上限3万円)、LED照明器具は1/2(上限1万円)、宅配ボックスは8/10(上限3万円)などを補助します。原則先着順ですが、申込が殺到した場合は抽選で公平性を担保します。対象は令和7年4月1日以降の購入分とし、1世帯につきいずれか1台(宅配ボックスとの併用は可)とします。

「学校給食費保護者負担軽減」
問:物価高騰対策として学校給食費への補助が拡充されるが、今後の見通しは。また、他市で米飯給食を減らす動きがあるが、本市での影響は。
答:今回、7月から来年3月まで、小学校で月額400円、中学校で月額600円補助されます。今後も物価上昇を注視し、追加徴収や値上げも状況によっては検討せざるを得ませんが、現在のところ、米飯給食の回数を減らすことは考えていません。

今定例会では議案3件が付託され、総務環境分科会及び文教厚生分科会で審査を行いました。