- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県富士見市
- 広報紙名 : 広報富士見 令和7年11月号
このコーナーでは、市民の皆さんの健康に役立つワンポイントを取り上げます。今回はリハビリ相談について紹介します。
■介護が必要になるきっかけを知っていますか
令和4年の国民生活基礎調査では、介護が必要となった主な原因を要介護度別にみると、「要介護者」では「認知症」が最も多く、次いで「脳血管疾患(脳卒中)」「骨折・転倒」となっています。
一方「要支援者」では「関節疾患」が最も多く、次いで「高齢による衰弱」「骨折・転倒」となっています。
◇介護が必要となった主な原因(要介護度別)

(令和4年国民生活基礎調査より)
■リハビリ専門職が健康管理を支援しています
腰痛やひざ痛などの関節疾患(関節痛)において、痛みの部位や程度は、疾患や生活様式、既往歴などにより人それぞれに大きく異なります。また、生活機能が低下する可能性もあり、早期から適切な運動を行うことや習慣的に体を動かすことが大切だと言われています。
健康増進センターでは、要介護の認定を受けていない方向けに、生活の困りごとや関節痛などに応じた適切な運動についての相談に「作業療法士」が対応しています。リハビリ専門職と一緒に生活を見直し、健康長寿の生活を送りましょう!
[point!]作業療法士とは
身体の運動機能や認知機能などに困難がある方が、その人らしく日常生活や社会生活が送れるようリハビリで支援する、国家資格を持つ専門職です。
相談業務のほか、「はつらつ教室フレイル予防コース」(本紙P33参照)などを運営しています。
問合せ:健康増進センター
【電話】049-252-3771
