くらし 三郷村70周年記念 ~過去からの絆をつなぎ未来に紡ぐ~

1956(昭和31)年9月30日、彦成村、早稲田村、東和村の3村が合併し三郷村が誕生しました。あれから70年、村は町に、町は市へと成長を遂げ、三郷市は東京都区部に隣接する市としては珍しい都市化と自然が調和した田園都市に発展しました。
記念すべき節目の年を迎え、多くの先人たちの努力と絆によって築きあげられてきた三郷村誕生からの歩みを振り返ります。

三郷市域は江戸時代、武蔵国葛飾郡二郷半領(現・三郷市、吉川市)に属していました。明治維新後、新たに設置された小菅県(東京・足立区、葛飾区、江戸川区や埼玉県草加市の大部分、千葉県東葛飾地域などを管轄)へ一時的に属していましたが、1871(明治4)年の廃藩置県後に実施された府県統合により、埼玉県へ編入されました。1888(明治21)年には市制・町村制が公布されて、翌年に彦成村、早稲田村、八木郷村、戸ヶ崎村が誕生し、1943(昭和18)年には八木郷村と戸ヶ崎村が合併して東和村となりました。
第二次世界大戦後の1953(昭和28)年には町村合併が本格化。当時は利害の食い違いや住民感情などから合併が難航するケースが多い中、1956(昭和31)年に人口約1万7000人の三郷村が誕生しました。
村役場は旧・三郷市保健センターの辺りに設立されました。

◇村章制定
1960(昭和35)年に村民からの公募で集まった149点の村章図案の中から選定されました。3つの「サ」と「ト」を表す図案となっており、村から町、町から市へと現在に至るまで引き継がれています。

◇市の花、木、鳥を制定
1974(昭和49)年に「サツキ」と「シイノキ」が、2005(平成17)年には「カイツブリ」がそれぞれ選定されました。

◇「かいちゃんandつぶちゃん」誕生
2009(平成21)年には市の鳥「カイツブリ」をモチーフにしたマスコットキャラクター「かいちゃんandつぶちゃん」が誕生しました。

■村から町、町から市へ
三郷村が誕生した8年後の1964(昭和39)年には三郷町に。さらに、1972(昭和47)年には県下37番目の市として三郷市が誕生しました。
その後、鉄道の駅や高速道路のインターチェンジ、大規模商業施設の建設が続き、2017(平成29年)には人口も14万人を突破。2022(令和4)年には市制施行50周年を迎えました。

◇三郷村からのあゆみ
1956(昭和31)年
・彦成村、早稲田村、東和村が合併し三郷村が誕生。
1964(昭和39)年
・都市化が進み、三郷村から三郷町へ。
1972(昭和47)年
・三郷町が市制施行して三郷市となる。
1973(昭和48)年
・国鉄武蔵野線開通と同時に三郷駅が開業。
1982(昭和57)年
・人口が10万人を突破する。
1983(昭和58)年
・市役所が現在の位置(花和田648番地1)に移転し、業務開始。
1985(昭和60)年
・首都高速6号三郷線と常磐自動車道をつなぐ三郷JCTが開通。
・国鉄武蔵野線新三郷駅が開業。
1992(平成4)年
・東京外環自動車道の外環三郷西ICが開通。
2005(平成17)年
・つくばエクスプレス三郷中央駅開業。
・東京外環自動車道の三郷JCT~三郷南IC間が開通。
2013(平成25)年
・「日本一の読書のまち」を宣言。
2018(平成30)年
・東京外環自動車道の外環三郷南IC~高谷JCT(千葉県市川市)間が開通。
2022(令和4)年
・市制施行50周年。記念式典などを実施。
2023(令和5)年
・三郷流山橋開通。
2025(令和7)年
・常磐自動車道三郷料金所スマートICがフルインター化し開通。

■木津市長、思いを馳せる…
半田で生まれた私は早稲田村で育ち、10歳の時、三村合併により三郷村が誕生しました。当時の三郷村役場からは半田の自宅が良く見え、少年時代は友達と田んぼで野球をしたり、川で泳いだり自然の中でよく遊びました。
高校時代、私は自宅から旧流山橋を自転車で渡り、流山電鉄と常磐線を使って通学していました。そして高校3年生の10月に、町制施行により村から町になったことを覚えています。
村から町、市へと急速に発展していく三郷のまちは、大きな希望に湧いており、今日のまちの発展に繋がっています。このまちに尽くしてくださった先人の皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。

三郷市は今後も「人にも企業にも選ばれる魅力的なまち」としてさらなる成長を続けていきます。