- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県三郷市
- 広報紙名 : 広報みさと 令和7年5月号
風水害から大切な命を守るには、日ごろの備えが重要です。災害が来るその前に、家族や地域のかたがたと災害時の避難計画や備えについて話し合い、防災対策を進めましょう。
◆1.風水害の状況ごとの取るべき行動を確認しましょう
○水害ハザードマップで浸水深と指定避難所の場所を確認!
・水害ハザードマップで河川が増水・氾濫(はんらん)した場合の浸水想定区域と浸水の深さ(浸水深)、指定避難所の位置を確認しましょう。
三郷市に被害を及ぼす恐れがある四つの河川(利根川、江戸川、中川、荒川)ごとに4種類のマップを作成しています。それぞれ確認しましょう。
○令和7年度 自主避難場所 施設一覧
※予報などを基に開設する施設をお知らせします。
台風等の接近により自主的に避難を希望するかたのため、指定避難所開設前に自主避難場所を一時的に開設する場合があります。自主避難場所の位置も地図で確認しておきましょう。
※文化会館は令和7年12月末まで休館中ですが、自主避難場所を開設した場合は利用できます。
◆緊急時の情報収集の手段を確認!
○国土交通省 川の防災情報
全国の河川の水位や降雨の情報、河川カメラ画像などをリアルタイムで確認できます。
○気象庁ホームページ
気象庁から発表される気象情報(注意報や警報)を確認できます。
○国土交通省 浸水ナビ
自宅などの調べたい地点の浸水リスクをアニメーションやグラフで確認できます。
○埼玉県 川の防災情報
県内の河川の水位や降雨などの情報を一覧と地図表示で確認できます。
◆災害発生時の家族との連絡方法を事前に話し合っておきましょう
○災害用伝言板(web171)
電話番号にひも付けて、インターネットでメッセージを登録し、閲覧できるサービス
○災害用伝言ダイヤル(171)
電話番号にひも付けて、音声の伝言を録音し、再生できるサービス
NTT加入電話や公衆電話から利用できます。スマートフォン等からも利用できますが、くわしくは契約されている通信事業者に確認してください。
○体験利用提供日
災害用伝言サービスが体験できます。
使い方を確認しておきましょう。
毎月1日、15日
1月1日〜3日
→24時間
防災とボランティア週間:1月15日午前9時〜21日午後5時
防災週間:8月30日午前9時〜9月5日午後5時
◆警戒レベルを基に取るべき行動を確認!
・警戒レベルに応じた行動や避難情報の種類を事前に確認しておきましょう。
・避難情報をどのように確認するかについても事前に話し合っておきましょう。
※警戒レベル3「高齢者等避難」は、高齢者等以外のかたも必要に応じて、外出の自粛や自主的な避難を考えるタイミングです。
○警戒レベル、避難所開設の確認方法
・市ホームページ
・防災行政無線
・防災行政無線確認ダイヤル
【電話】0120-954-310
・テレビデータ放送
・消防車や広報車のスピーカーによる呼びかけ
◆2.状況を踏まえた最適な避難先を検討しましょう
・自分や家族の事情などを考慮した避難計画を検討し、複数の避難先候補を決めておきましょう。
・自宅が安全な場合は、自宅にとどまり安全を確保する在宅避難※も有効です。
○在宅避難※
水害ハザードマップで浸水想定を確認しておく
3〜7日分以上の備蓄が必要
※在宅避難…災害が発生した時、ご自身と自宅の安全が確保できる場合に自宅で避難生活を送ること。
○安全な親戚、知人宅への避難
普段から災害時に避難することを相談しておく
○安全なホテル、旅館への避難
宿泊料は自己負担です
○市が開設する避難場所への避難
非常持出袋などを携帯
◆指定避難所の運営にご協力ください【HP】7553
避難所では、状況によっては長期の共同生活となります。多くのかたが快適に過ごすために、地域の皆さんのご協力が必要です。避難所の運営は、地域住民のかたが中心となり、施設管理者と市職員の三者で「避難所運営委員会」を組織して行います。
有事の際にスムーズに行動できるよう、日ごろから「避難所開設・運営マニュアル(市ホームページまたは危機管理防災課で入手)」をご確認ください。一人ひとりがマニュアルを理解し、災害時に積極的にご協力いただくことが大切です。