くらし 風水害への備え ”災害が来るその前に”(2)

◆3.災害時を想定して日ごろから備蓄しましょう
○非常持出袋の準備
・非常持出袋の中身は、各家庭によって変わります。家族で話し合って決めましょう。
・準備した非常持出袋は、災害時でもすぐに持ち出せる場所に置きましょう。
・指定避難所や自主避難場所に避難する際は、非常持出袋をお持ちください。

○非常持出袋の中身(一例)
入れ物は両手の空くリュックがおすすめ!
・懐中電灯
・ラジオ
・常備薬
・救急セット
・着替え、下着
・スリッパ
・タオル
・ティッシュ
・マスク
・携帯トイレ
・水、非常食
・保険証等の写し
・預金通帳の写し
・アルミブランケット
・お薬手帳 など

○乳幼児がいる家庭
・ミルク(液体ミルク等)
・ほ乳びん
・おむつ
・ベビー毛布
・離乳食
・スプーン
・おしりふき など

○要介護者がいる家庭
・障害者手帳
・おむつ
・補装具等の予備
・介護食
・体拭きウェットタオル など

○妊婦がいる家庭
・母子手帳
・分娩準備品
・防寒グッズ
・新生児用品
・マタニティマーク など

○ペットがいる家庭
・ペット用品(餌、水、器、ペットシーツ等)
・ケージ※ など
※避難所では、人とペットの居住スペースを分けています。必ずケージをお持ちください。

◆トイレが使えない場合に備えましょう
災害時は停電や断水、下水道施設の破損等によりトイレが使用できなくなることがあります。トイレを我慢したり、回数を減らそうとして飲食を控えたりすると脱水症状や体力、免疫力の低下につながります。市では災害時のトイレ不足に対応するためトイレトレーラーを導入しましたが、各家庭でも「携帯トイレ」を備蓄し、使い方を確認しておきましょう。

○携帯トイレの使い方
(1)ポリ袋(45ℓ以上)を便器と便座の間に挟み、便器を覆う
ポリ袋を設置することで、便器内の水で携帯トイレの袋が濡れるのを防ぎます。
(2)便座の上から携帯トイレを被せるように設置し、凝固剤を入れる
凝固剤を入れるタイミングは商品によって異なります。
(3)用を足したら、臭いが漏れないように携帯トイレの口をしっかりと結ぶ
災害時は、すぐにごみを回収できない場合があります。

◆食料、生活用品等の備蓄
・目安は最低3日分、できれば7日分を備蓄しましょう。備蓄は在宅避難の際も活用できます。

○食料の備え ~ローリングストック法~
普段使っている水や食料を日ごろから少し多めに用意し、消費期限に合わせて古いものから定期的に消費することで、災害時でも日常生活に近い食生活を送ることができます。

○主な備蓄品〔4人家族の備蓄量の目安〕
(1)非常食(調理不要なレトルトや缶詰など)〈1日3食×4人分×7日分〉
(2)水〈1日1人3ℓ×4人分×7日分〉
(3)カセットコンロ、カセットボンベ〈4本〉
(4)LEDランタン、LEDヘッドライト
(5)口腔ケア用ウェットティッシュ、体拭きウェットタオル
(6)携帯トイレ〈140回分(7日分)〉
(7)ガムテープ、油性ペン(伝言を書ける)
(8)ラップ(食器に被せることで洗い水を節約できる)
(9)ポリ袋(大・中・小)
(10)新聞紙(多用途に使える)

日ごろから家の中に準備しておこう!

◆「防災マニュアルブック」をご活用ください!
家庭で取り組む防災対策に役立つ情報をまとめた「わが家の防災マニュアルブック」の地震ITSUMO(いつも)編と感染症対策・風水害対策編を市内公共施設で無料配布しています。
また、市ホームページでは「子育て世帯の防災マニュアルブック」「女性のための防災マニュアルブック」「シニア世代の防災マニュアルブック」などの各種防災マニュアルブックをご覧いただけます。
これらの防災マニュアルブックを参考にしながら、ご家族や友人、地域のかたがたと災害への備えについて日ごろから話し合いましょう。

「わが家の防災マニュアルブック」配布場所:
・市役所
市民ホール(1階)、人権・男女共同参画課(4階)、危機管理防災課(5階)
・健康福祉会館
ふくし総合支援課(4階)
・公共施設
文化会館、鷹野文化センター、コミュニティセンター、各地区文化センター、瑞沼市民センター、ピアラシティ交流センター、三郷中央におどりプラザ、希望の郷交流センター、ららほっとみさと

防災マニュアルブックは、右のQRコードからご覧いただけます。
※QRコードは本紙をご覧ください。

問い合わせ:危機管理防災課
【電話】952-1294