健康 健康日本21 幸手計画(第4次)

■もうすぐ年末!お酒との上手な付き合い方
お酒と上手に付き合うために、「適度な飲酒」を心がけましょう。

▽多量飲酒の身体影響
多量飲酒は肝臓への負担が大きくなります。肝臓は体内でアルコール分解の役割を担っており、過度な飲酒を続けると脂肪肝になります。
脂肪肝の状態でさらに大量の飲酒を続けた場合にアルコール性肝炎、肝硬変へと進行します。

▽20歳未満や妊産婦への悪影響
脳や身体が成長段階である20歳未満のアルコールの摂取は記憶力や判断力が低下し、様々な臓器にも悪影響を及ぼします。
また、妊娠中の飲酒は、胎児の低体重や形態異常、脳障がいなどを引き起こす可能性があります。産後であっても母乳から移行するため、妊産婦期間は禁酒しましょう。

▽適正量を知る
厚生労働省は「節度ある適度な飲酒量」を、1日平均純アルコールで20g程度としています。ビールなら500ml、日本酒なら1合、チューハイ(7%)なら350mlです。また、高齢者や女性は体の水分量が少ないため、アルコールの影響を受けやすく、適量は半分の10g程度になります。

▽アルコールウォッチの活用
アルコールウォッチとは、摂取したお酒と量を選ぶだけでアルコール分解時間を算出することができるツールです。
飲酒量によってアルコール分解にかかる時間は違うため、飲酒や飲酒後の行動を判断するために活用をおすすめします。

・アルコールウォッチはQRコードから!
※QRコードは、本紙をご覧ください。

問合せ:健康増進課
【電話】42-8421