子育て SCHOOL REPORT

■学力向上に向けた取組について
教育委員会教育部 学校教育課

「全国学力・学習状況調査」や「埼玉県学力・学習状況調査」の今年度の結果から、幸手市では学習意欲や協調性、「学びに向かう力」が県平均を上回っていることが分かりました。一方で、基礎は理解できているものの、応用力に課題が見られました。教育委員会では学力向上に向けてさまざまな取組を行っていますが、特に次の諸点について家庭でもご協力をお願いしています。

(1)市内中学校を会場にして、中学生を対象とした実用英語技能検定(英検)の団体受検を実施しています。3級受検料相当の助成を行っていますので、子供達の意欲を高めるためにも、受検を勧めてください。

(2)家庭学習の充実を図るため、「家庭学習リーフレット」を配布しています。ご家庭で話し合い、計画的な学習習慣を育んでください。

(3)学校では、児童生徒が自分の考えをもち、友達と意見を交わしながら課題を解決する学習活動を充実させています。家庭において、お子様と学習内容などを話し合う機会を設けてみてください。お子様の表現力育成、学習内容の定着が図られます。

(4)幸手市では家読(うちどく)を推進しています。家族みんなで読書をすることで家族のコミュニケーションを深めるとともに、お子様の読解力向上を図り、ゲームなどの誘惑に負けない力を育んでください。

児童生徒一人ひとりが「わかった」「できた」という小さな成功を積み重ねられるよう、家庭、学校、教育委員会が連携し、学力向上に努めてまいります。