くらし 大雨に備えましょう

梅雨・台風など、雨が降りやすい時期が近づき、市内においても水害の発生が懸念されます。
避難する場合は、原則市の指定避難場所が避難先となりますが、自宅や避難場所までの被災状況、時間帯、天候なども考慮し、安全に避難できることを確認してから避難してください。
災害はいつ起こるかわかりません。いざという時に備え、避難に向けて身の回りの準備、避難のためのポイントなどを確認しておきましょう。
「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう!

■避難のポイント
(1)避難とは『難』を『避』けること。安全な場所にいる人が避難場所に行く必要はありません。
(2)避難先は、小中学校・公民館などの指定避難場所だけではありません。あらかじめ市外の安全な親戚・知人宅またはホテルに避難するなど、複数の方法を考えておきましょう。
(3)災害時は市が指定する避難場所、避難所が変更・増設されている可能性があります。災害時は、市ホームページなどで確認してください。
(4)豪雨時の屋外の移動は車も含めて危険です。やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況などを十分確認してください。
(5)避難することが困難または危険が伴う場合は、自宅避難(建物上階への垂直避難など)を検討してください。
(6)非常持ち出し品・備蓄品を準備しましょう。最低でも3日分(1週間を推奨)の食料や簡易トイレなどの物資を用意しましょう(幸手市洪水ハザードマップに具体的な品目を掲載しています)。

■避難所と避難場所の違い
避難所と避難場所は似ているようで役割が違います。違いを理解しておきましょう。
避難所…災害後に一定期間生活するための施設
避難場所…災害時(前)に一時的に避難する場所
※避難場所は水害時に使用できない場所もありますので、幸手市洪水ハザードマップを確認してください。

■避難場所の指定および変更
権現堂公園2号公園を新たに避難場所に指定するにあたり、名称を変更します。
(変更前)権現堂公園
(変更後)権現堂公園2号公園/権現堂公園3号公園/権現堂公園4号公園

■第46回九都県市合同防災訓練(埼玉県会場/幸手市)を開催します!
埼玉県を含む九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)は首都直下地震などの被害を最小限にするために、九都県市相互の連携協力体制の充実・強化を図るとともに、住民一人ひとりの防災知識や減災への備えの向上を目指し、毎年、九都県市合同防災訓練を実施しており、令和7年度は幸手市を埼玉県会場とし、開催します。
日時:9月7日(日)午前9時~午後1時30分
場所:県営権現堂公園2号公園(ハッピー公園)ほか
内容(予定):バイクおよびドローンによる情報収集訓練、多重衝突事故救出訓練、ヘリコプターによる孤立者救出訓練、住民渡河訓練、座屈建物・倒壊建物救出訓練、防災フェアほか
主催:埼玉県、幸手市
参加機関:消防、警察、自衛隊、九都県市、防災関係機関、災害時応援協定機関、医療機関、自主防災組織ほか

問合せ:くらし防災課
【電話】43-1111内線584